石坂 貴史さんのプロフィール

  • 専門家の顔写真

    独立系ファイナンシャルアドバイザー(IFA)およびファイナンシャルプランナー(AFP)として、個別の資産運用やライフプランニング業務に従事している。行動ファイナンス理論の考え方を取り入れ、意思決定の癖や心理面を踏まえた資産形成の助言が特徴。 実務と並行して情報発信にも力を入れており、これまでに1,200件以上の記事制作・監修を手がけてきた。金融分野を中心とした取材対応のほか、金・銀・プラチナ・パラジウムなどの貴金属相場の解説、セミナーでの相談対応など、幅広い分野で活動している。 加えて、住宅メーカーやデジタル遺品解析を専門とする事業者、暗号資産分野における記事制作・監修にも関与。金融リテラシー向上を目的に、研究員制度を活用した高校生向けの学習支援や、金融×IT教育を行うファイナンシャルスクールへのコラム提供も行う。 専門分野は金融・住まい・相続・税制・保険・教育の6領域であり、生活全体を見据えた総合的な提案を強みにする。

石坂 貴史さんの
コメントのアーカイブ

2026年 コメントのアーカイブ

石坂 貴史さんの
2026年7月のコメント一覧

日付/金相場

金相場の専門家コメント

23,298

2026年7月24日(金)の今朝の金店頭小売価格は23,655円、前日比-391円。NY金先物(中心限月)は1トロイオンス4,051ドル、前日比+0.04%でした。先日のドル円は一時164円台手前まで円安が進み、今朝9時半時点も163.8円付近で推移しています。円安が続くなかでも国内金が大きく下落したのは、前日の海外金の値下がりが遅れて反映された影響があるかもしれません。 EUは、ウクライナ侵攻を巡る第21弾の対ロシア制裁を承認。ロシアの銀行や暗号資産ネットワーク、原油輸送を担う「影の船団」などが対象となり、ロシア産原油の価格上限も1バレル44.10ドルで据え置かれます。 一方、OPECプラスは8月2日の会合で、9月の生産目標をさらに引き上げる見通しです。ただ、中東情勢の影響で実際の増産が進まなければ、原油価格の高止まりが続く可能性があります。原油高は物価上昇を通じて米金利やドルを押し上げやすく、海外金には重しとなる材料です。 また、米国は本日、日本やEUを含む国・地域を対象とした新たな関税を発動します。米国や英国の製造業PMIも予定されており、景気の強さや物価への影響が意識されそうです。 金店頭小売価格が391円下がったからといって、すぐに買い場と判断する必要はないです。国内金は依然として円安に支えられており、為替が円高へ戻れば、海外金が横ばいでも価格が下がる可能性があります。また、本日は週末を控えているため、利益確定や持ち高を調整する売買で値動きが大きくなることも考えられます。金曜日の下落だけで割安になったと判断せず、今夜の経済指標を受けた海外金と為替の反応を確認したうえで、来週の動きを見てから判断しても遅くないでしょう。

23,689

2026年7月23日(木)の今朝の金店頭小売価格は24,046円、前日比+230円。NY金先物(中心限月)は1トロイオンス4,128ドル、前日比-0.57%と下落しました。朝9時半時点のドル円は163円台で推移。先日は一時162円台半ばまで円高方向へ動きましたが、その後は163円台に戻っています。海外金が下落するなかでも円安が価格を押し上げ、国内金は24,000円台に乗せました。 中東では、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が、サウジアラビアの石油タンカー2隻を攻撃したと発表。このうち1隻は飛翔体の着弾後に火災が発生したと報告されています。イラン側も、自国が原油を輸出できない状況では、ほかの国も安全に輸出できないとの姿勢を示しており、ホルムズ海峡と紅海の両方で輸送への不安が強まっています。 原油先物は続伸し、北海ブレントは1バレル94.07ドル、WTIは86.83ドルで取引を終えました。中東情勢の緊張は安全資産である金を支えますが、原油高によって米国の物価が下がりにくくなれば、FRBの利上げ観測や米金利の上昇につながり、海外金には逆風となります。今回は地政学リスクよりも、金利上昇への警戒がNY金に表れた形です。 本日はオーストラリアの6月新規雇用者数やECBの政策金利が発表され、結果を受けて金利や為替が動けば、国内金にも影響が出るかもしれません。 国内金が24,000円台に乗せた今は、保有している人にとって一部を売却し、利益を確保することも選択肢に入る水準です。一方、購入を考えている人は、海外金が下落しているなかで円安によって押し上げられている点に注意が必要です。為替介入などで円高へ戻れば国内価格が大きく調整する可能性もあるため、今は急いで買い進めず、価格が落ち着くのを待つ考え方でもよいと見ています。

23,459

2026年7月22日(水)の今朝の金店頭小売価格は23,816円、前日比+569円。NY金先物(中心限月)は1トロイオンス4,083ドル、前日比+0.17%と上昇しました。朝9時半時点のドル円は163.1円台で様子見となっています。海外金の上昇に円安も重なり、国内金は7月10日以来の23,800円台まで値を戻しました。 中東では、米軍によるイランへの攻撃が11夜連続で続いています。ヘグセス米国防長官は、9月末までの見込みを含む対イラン作戦費が375億ドルに達したと説明。戦費見通しは前回から約80億ドル拡大しており、紛争の長期化が意識されやすい状況です。 原油高によって米国の物価が下がりにくくなるとの見方から、ドル円は一時163.23円まで上昇し、骨太の方針を受けて積極的な財政運営が続くとの見方も、円売りを後押ししています。 本日は英国や南アフリカの6月消費者物価指数が発表。今日の国内金は大きく上昇していますが、今回は海外金以上に円安の影響を見ておきたいところです。ドル円が163円台を維持すれば国内金は下がりにくい一方、為替介入への警戒から円高へ振れれば、海外金が崩れなくても国内価格が押し戻される可能性があります。今は高値だけを見て追いかけるより、円安が続くのか、それとも一時的な動きなのかを確認しながら売買のタイミングを考えたい場面です。

22,890

2026年7月21日(火)の今朝の金店頭小売価格は23,247円、前日比+129円。NY金先物(中心限月)は1トロイオンス4,005ドル、前日比-0.26%と下落しました。祝日明けのドル円は朝9時半時点で162.5円付近です。海外金は小幅安でしたが、円安が国内価格を支え、先週末の下落から反発しました。 中東では、米中央軍がイランへの攻撃を10日連続で実施。ホルムズ海峡に加え、フーシ派によるバベルマンデブ海峡の封鎖懸念も浮上しています。米国の平均ガソリン価格も1ガロン4ドルを上回っており、原油高が長引けば、物価上昇への警戒がさらに強まりそうです。 ただここで注意したいのは、地政学リスクが高まれば必ず金が上がるわけではない点です。不安の高まりは金の買い材料ですが、原油高によって米金利が上昇すれば、金には売り材料となります。今はこの二つの力がぶつかりやすい状況です。 今週は日本の6月消費者物価指数や、米国の新築住宅販売件数などが予定。日本の物価が強ければ円高が進み、国内金を抑える可能性があります。一方、米住宅指標が弱ければ、米金利の低下を通じて海外金が支えられることも考えられます。 本日の火曜日は、中東情勢の悪化だけを理由に金の上昇を追いかけるより、原油高が物価や米金利にどう波及するのかまで見ておきたい場面です。国内金が上昇しても、海外金が買われた結果なのか、円安によって押し上げられたのかで、その後の動きは変わります。目先の値幅に反応するより、地政学リスクと金利上昇のどちらが市場で強く意識されているのかを見極めながら、売買のタイミングを引き続き考えていきたいところです。

22,762

2026年7月17日(金)の今朝の金店頭小売価格は23,118円、前日比-332円。NY金先物(中心限月)は1トロイオンス3,978ドル、前日比-0.34%と下落しました。ドル円は深夜に162.5円台まで動き、朝9時半時点では162.4円台で調整しています。円安は国内金を支える方向ですが、今回は海外金の下落が上回り、国内価格も大幅安となりました。 中東では、米政府がイランとの協議は続いており、イラン側も合意を望んでいると説明。緊張緩和への期待は金の上値を抑えやすい一方、米軍の攻撃やホルムズ海峡の通航不安は残っています。原油高が続けば、物価上昇への警戒から米金利が上がり、金が売られる展開も考えられます。 ウクライナでは、フェドロフ前国防相が軍総司令官を批判し、政権と軍内部の対立が表面化しました。また、カナダと米国の間でも、新しい橋の通行料収入を巡る意見の違いが残っています。金を直接動かす材料ではありませんが、地政学や通商面の不透明感として意識されそうです。 本日は米国の6月住宅着工件数やミシガン大学消費者信頼感指数が発表。朝9時半時点の日経平均株価も64,409円まで下落しており、市場全体として値動きが大きくなっています。 今日の国内金は大きく下げていますが、これだけで弱い流れに変わったと判断するのは早いでしょう。今回は、円安による支え以上に海外金の下落が強く出た形です。米経済指標も確認しておきたい材料ですが、まずはNY金が4,000ドル付近を回復できるのか、ドル円が162円台を維持できるのかを見ておきたいところです。値下がり幅だけで判断せず、海外金と為替のどちらが国内価格を動かしているのかを分けて確認してみましょう。

23,094

2026年7月16日(木)の今朝の金店頭小売価格は23,450円、前日比-14円。NY金先物(中心限月)は1トロイオンス4,065ドル、前日比+0.34%と上昇しました。ドル円は深夜に161円台まで円高が進んだ後、朝9時半時点では162円付近まで若干持ち直しています。海外金は上昇したものの、円高の影響がやや残り、国内金は小幅安となりました。 米国の6月生産者物価指数(PPI)は前年比5.5%上昇と、5月の6.0%から鈍化し、市場予想も下回りました。前月比でも0.3%低下したことで、米金利の低下やドル売りが進み、金が買われやすい流れとなっています。本日21時30分には米小売売上高などが発表。消費の強さが示されれば米金利とドルが持ち直し、海外金には重しとなる可能性があります。 中東では、ホルムズ海峡を通過する船舶への攻撃が相次ぎ、一部の海運会社は米軍主導の航行支援を避けています。米国もイランの防空設備やミサイル・ドローン関連施設などへの攻撃を続けており、今後さらに軍事行動が拡大する可能性も意識されています。通航不安自体は金を支える材料ですが、原油高が物価を押し上げれば、米金利の上昇を通じて金が売られる展開も考えられます。 今日の国内金は小幅安ですが、これだけで弱い動きと判断する必要はないでしょう。今回は海外金が上昇する一方で、為替の影響も国内価格に出た形です。ですが、ここで買い急ぐよりも、今夜の小売売上高後に米金利が上がるのか、ドル円が162円台を維持できるのかを確認したいところです。国内金は海外金と為替の両方で動くため、どちらが価格を押しているのかを分けて見ることが、今の相場では判断のサポートになります。

23,107

2026年7月15日(水)の今朝の金店頭小売価格は23,464円、前日比+366円。NY金先物(中心限月)は1トロイオンス4,055ドル、前日比-0.34%と下落しました。朝9時半時点のドル円は、先日161円台半ばまで円高に振れた後、再び162円台まで戻しています。海外金は軟調でしたが、為替が円安方向へ戻したことで、国内金は昨日の下落分を一部取り戻しました。 米国の6月消費者物価指数(CPI)は前年比3.5%上昇と、5月の4.2%から鈍化し、市場予想も下回りました。ただ、ウォーシュFRB議長は、1回の指標だけで物価上昇が収まったとは判断できないとの姿勢を示しています。 本日は21時30分に米生産者物価指数(PPI)が発表されるほか、カナダ銀行の政策金利などを予定。CPIに続いてPPIも鈍化すれば、米金利の低下を通じて金が買われやすくなります。一方、物価の強さが改めて意識されれば、金の上値は重くなりそうです。 中東では、米政府がイランの原油輸出を支える海運ネットワークへの制裁を強化し、海上封鎖も再開しました。追加攻撃も行われており、金を支える材料です。その一方で、イスラエルとレバノンはヒズボラとの戦闘終結に向けた協議を続けており、緊張の高まりと停戦への動きが入り交じっています。 本日の国内金は大きく反発しましたが、ここで「下げ止まった」と急いで判断する場面ではないと見ています。中東情勢が悪化しても、原油高から米金利が上がれば、金が押し戻されることもあります。まずは今夜のPPI後に、米金利が下がるのか、ドル円が再び円安へ向かうのかを確認したいところです。金価格だけを追うのではなく、その背景まで見ておくと、今の上昇が続くのか、一時的な戻りなのかを判断しやすくなります。

22,742

2026年7月14日(火)の今朝の金店頭小売価格は23,098円、前日比-471円。NY金先物(中心限月)は1トロイオンス4,009ドル、前日比+0.09%と小幅に上昇しました。今朝のドル円は162.4円付近と円安水準ですが、海外金の戻りが弱く、国内金価格を支え切れなかった形です。 本日21時30分には米国の6月消費者物価指数(CPI)、23時にはウォーシュFRB議長の発言が予定されています。CPIが予想を上回れば、米金利とドルが上昇し、金には売り圧力がかかりやすくなります。一方、物価の伸びが鈍れば、利下げ期待が意識され、金の買い戻しにつながる可能性があります。 地政学面では、米軍が日本時間15日午前5時から、イランの港湾や石油ターミナルなどを対象に海上封鎖を始める予定。トランプ大統領はホルムズ海峡を通過する貨物に20%の費用負担を求める考えも示しました。イランとの戦闘再開は米議会にも正式通知されており、短期で収束するとの見方は後退しています。 実際、米国民の79%が戦争の長期化を予想し、60%が今後のガソリン価格上昇を警戒しています。英国がEUのウクライナ支援融資制度への参加で合意したことも含め、各地の安全保障不安は金を支える材料です。 ですが、地政学リスクが高まれば必ず金が上がるとは限りません。原油高が物価や金利の上昇につながれば、金の上値を抑える要因にもなります。本日はCPI発表直後の値動きだけで判断せず、米金利、ドル円、原油が同じ方向に動くのかを確認したいところ。金が23,000円台を維持できるかも、今後の下値を考えるうえで見ておきたいポイントです。

23,213

2026年7月13日(月)の今朝の金店頭小売価格は23,569円、前日比-274円。NY金先物(中心限月)は1トロイオンス4,088ドル、前日比-0.61%と下落しました。朝9時半時点のドル円は162円付近で推移。深夜の161.2円台を下値として足元では円安が進んでいるものの、海外金の下落を補い切れず、国内金価格も値を下げています。 今週は米国の6月消費者物価指数やカナダ銀行の政策金利が予定されています。特に米物価の結果は、米金利やドルの動きを通じて金相場の方向を左右しやすい材料です。物価の強さが続けば金には逆風となりやすく、反対に伸びが鈍れば金利低下への期待から買いが戻る展開も考えられます。 一方、週末に米国とイランの攻撃が激しさを増し、イランはホルムズ海峡の封鎖を表明しました。これを受け、原油先物は3%を超えて上昇。中東の緊張は安全資産としての金を支えやすい半面、原油高による物価上昇への警戒が金利上昇につながれば、金の上値を抑える可能性もあります。 さらに、日本や米国、フィリピンなど14カ国が南シナ海を巡る中国の主張に法的根拠はないとの共同声明を発表し、中国側は強く反発しました。アジア地域の緊張も新たな不安材料として意識されそうです。 週明けの月曜日は地政学不安と物価・金利の材料が重なります。原油高でも金が伸びないなら金利への警戒が強く、ドル高でも底堅ければ安全資産需要が支えている可能性があります。価格だけでなく、材料に対する反応も見ておきたいところです。

23,487

2026年7月10日(金)の今朝の金店頭小売価格は23,843円、前日比+243円。NY金先物(中心限月)は1トロイオンス4,131ドルと反発しました。朝9時半時点のドル円は162円台後半を目指す動きで、海外金の上昇に為替の追い風も加わったことで、国内金価格は前日の下落分を取り戻す動きとなっています。 本日はカナダの6月新規雇用者数と失業率が発表されます。米国の雇用統計ほど注目度は高くありませんが、結果を受けて為替や金利が動けば、金価格にも影響が及ぶ可能性があります。 地政学面では、トランプ米大統領とイスラエルのネタニヤフ首相が電話会談し、湾岸地域における米国の動向を含め、両国の連携を続ける方針を確認しました。また、英国の新首相に指名される見通しのアンディ・バーナム氏は、ガザでの対応を巡り、イスラエルへの圧力や追加制裁を強める考えを示しています。中東情勢への警戒が続くことは、金にとって下値を支える材料といえます。 一方、米国は輸入航空機や部品への新たな関税を当面見送りました。スペインとの対立についてもトランプ大統領が発言を軟化させており、通商面の不安がやや和らいだことは、金の上昇を抑える要因になりそうです。 今日は週末を控えているため、利益確定や持ち高調整によって値動きが大きくなる場面も考えられます。今朝の上昇だけを見て急いで動くより、海外市場でも4,100ドル台を保てるのかを確認したいところ。週末中に中東情勢が動く可能性もあるため、何回かに分けて買う余地を残しておく方が相場の変化にも対応しやすいでしょう。

23,243

2026年7月9日(木)の今朝の金店頭小売価格は23,600円、前日比-141円。NY金先物(中心限月)は1トロイオンス4,089ドル、前日比+0.16%と小幅に反発しました。今朝のドル円は162.3円台まで円高方向に急伸しており、国内金価格は海外金の反発よりも為替の影響を受けて下落した形です。 前日に公表されたFOMC議事要旨では、高インフレへの警戒が残り、一部では利上げを主張する声もありました。利下げ期待が広がりにくい内容だった一方、市場の反応は限定的で、金相場は大きく方向感を変えるには至っていません。本日はECB理事会議事要旨の公表や、米国の中古住宅販売件数などが予定されており、欧米の金利見通しが引き続き意識されやすい一日です。 地政学面では、米中央軍がイランへの新たな攻撃を実施していると発表しました。ホルムズ海峡の航行の自由を維持することが目的とされ、イラン側でも複数都市で爆発や停電が報じられています。また、NATOはバルト3国での航空警戒任務を防空任務へ格上げすることで合意し、ロシアはNATO首脳会議での決定を強く非難しました。中東と欧州の緊張が同時に意識される展開は、金の安全資産需要を下支えしやすい材料です。 木曜日の金相場は「地政学リスクで金は支えられやすいが、国内価格は円高で上値を抑えられやすい」と分けて見ることが大切です。金の材料だけを見れば強含みやすい場面ですが、直近で円高が進むと国内価格は素直に上がりにくくなります。今日は、ニュースの大きさだけで判断するより、ドル円が162円台で踏みとどまるのか、金利高止まりへの見方が続くのかを確認しながら、買い場を慌てて決めない姿勢が大事です。

23,384

2026年7月8日(水)の今朝の金店頭小売価格は23,741円、前日比-284円。NY金先物(中心限月)は1トロイオンス4,110ドル、前日比-1.14%と下落しました。朝9時半時点のドル円は161円後半を下値にしながら、再び162.4円超えを試す動きとなっています。 海外金は下げましたが、国内金価格は円安が支えになっており、円建てでは下げ幅が為替に左右されやすい相場です。本日は11時にニュージーランド準備銀行の政策金利発表、27時には米FOMC議事要旨の公表が控えています。特にFOMC議事要旨で米金利の高止まりが意識されると、ドル高・円安を通じて国内金価格を支える可能性があります。 一方、中国人民銀行は6月も金の購入を続けました。金価格が大きく下げる局面でも中央銀行が買いを継続している点は、金の中長期的な下支え材料として見ておきたいところです。また、欧州の防衛能力強化や、インドとインドネシアによる防衛・重要鉱物分野での協力強化など、地政学リスクや資源確保をめぐる動きも続いています。 原油は米軍によるイラン攻撃を受けてWTIが一時72ドル台まで上昇。ただ、EIAは石油生産と貿易量が年末までに回復し、来年の原油平均価格を65ドル前後に下方修正しています。短期的には中東情勢で振れやすい一方、供給回復が進めばインフレ懸念は和らぎやすく、金の上値を抑える材料にもなります。 水曜日の金相場は「金そのものが強い」というより、円安が国内価格を下支えしている面を意識したい場面です。買いを急ぐより、FOMC議事要旨後にドル円が162円台を維持するのか、それとも円高に戻るのかを確認してからでも遅くないでしょう。

23,668

2026年7月7日(火)の今朝の金店頭小売価格は24,025円、前日比-4円。NY金先物(中心限月)は1トロイオンス4,176ドル、前日比+0.2%と小幅に上昇しました。朝9時半時点のドル円は162.1円後半で推移しており、162円近辺を下値に円安方向の流れが続いています。 政府・日銀による対応への警戒感はあるものの、日米金利差が意識されるなかでは、円を買い戻す動きも限定的。国内金価格は、海外金の上昇力よりも、円建て価格として押し上げられている面が目立ちます。 地政学面では、EUが新たな対ロシア制裁を準備するなか、ロシアの銀行部門への負担が注目されています。戦費の増加でロシア政府が銀行への依存を強めており、融資環境の悪化や家計債務の増加が金融不安につながる可能性も指摘されています。こうした不安は金の下支え材料になりますが、防衛支出が経済を支えている面もあり、すぐに大きな危機として表面化するかは慎重に見る必要があります。 一方で、原油市場はOPECプラスの増産方針やサウジアラビアの販売価格引き下げを受け、北海ブレント先物は71.99ドル、WTI先物は68.55ドルと小幅安で推移。原油価格の落ち着きはインフレ警戒を和らげるため、金にはやや上値を抑える材料。 本日はBOE金融安定報告書や米国の貿易収支の発表が予定されています。今の国内金価格は見た目の水準だけで判断しにくい相場です。海外金が強く買われているというより、円安によって円建て価格が高止まりしているため、金価格そのものよりもドル円の動きを先に確認したいところです。特に162円台では介入への警戒も残るため、短期的な為替の振れで店頭価格が変わる可能性があります。高値を追うより、為替が落ち着いた場面でどの程度の価格になるのかを見ながら、納得できる水準を探るのがよいでしょう。

23,672

2026年7月6日(月)の今朝の金店頭小売価格は24,029円、前日比+230円。NY金先物(中心限月)は1トロイオンス4,198ドルと、先週末から小幅に下落しました。一方、朝9時半時点のドル円は161.5円台で推移しており、円安が国内金価格を押し上げる形です。 週初めの金相場は、海外金がやや弱含む一方で、為替が国内価格を支える展開。本日は米国の6月ISM非製造業景況指数が予定されており、結果次第では米金利やドル円が動き、金相場にも影響が出やすいでしょう。 地政学面では、トランプ米大統領が今週のNATO首脳会議に合わせ、ウクライナのゼレンスキー大統領と会談し、戦争終結に向けた協議を進める見通しです。和平期待が強まれば安全資産としての金需要はやや後退しやすい一方、NATO加盟国への防衛支出増額要求や防衛関連契約の話題は、ロシア・ウクライナ情勢の長期化を意識させる材料にもなります。 また、OPECプラスは8月から生産目標をさらに引き上げることで合意しました。原油価格の落ち着きはインフレ警戒を和らげ、金には重しとなる面があります。 月曜日の金店頭小売価格の上昇を「金そのものが強い」とだけ見るのではなく、円安による押し上げ分を分けて考えたいところです。週初めは、ISM後の米金利、ドル円、NATO関連ニュースを確認しながら、国内価格が24,000円台を維持できるかを注視していきましょう。

23,443

2026年7月3日(金)の今朝の金店頭小売価格は23,799円、前日比+376円。NY金先物(中心限月)は1トロイオンス4,136ドル、前日比+0.26%と小幅に上昇しました。昨日はドル円が一時160円半ばまで円高方向に振れましたが、本日朝9時半時点では161.5円付近まで再び円安方向に戻しており、国内金価格の上昇を後押ししています。 海外金は反発した一方、本日は独立記念日の振替休日で米国金融市場は休場です。今夜は米国発の取引材料が限られるため、相場の方向感は為替や地政学ニュースに左右されやすい一日となりそうです。 地政学面では、カナダがNATO首脳会議に合わせ、防衛関連投資へ低コスト資金を供給する「防衛・安全保障・レジリエンス銀行」の創設メンバー発表を目指しています。欧州の安全保障強化の流れは、ロシア・ウクライナ情勢の長期化を意識させる材料。実際、ロシア軍はキーウへ大規模なミサイル・ドローン攻撃を行い、多数の死傷者が出ています。こうした緊張は、安全資産としての金を支えやすい要因です。 一方、IEAはナイジェリアの準加盟を承認しました。産油国との連携強化は、エネルギー市場の安定につながる可能性があり、原油高への過度な警戒を和らげる面もあります。 金曜日の上昇は「海外金の反発」と「円安の押し上げ」が重なった動きとして見るのがよいでしょう。米国市場が休場のため、本格的な方向感は週明けに持ち越されやすく、今日だけの上昇で判断を急がず、週明けのNY金とドル円が同じ方向に動くかを確認したいところです。

23,066

2026年7月2日(木)の今朝の金店頭小売価格は23,423円、前日比+220円。NY金先物(中心限月)は1トロイオンス4,055ドル、前日比-0.66%と下落しました。 先日はドル円が162.3円付近まで円高寄りに反転しましたが、本日の朝9時半時点では162.5円台で推移。 本日21時半は米国の6月失業率、平均時給、非農業部門雇用者数など重要な雇用指標の発表が控えています。雇用が強ければ米金利やドルの上昇を通じて金には重しになりやすく、反対に雇用の減速が意識されれば、利下げ観測から金を支える材料になる可能性があります。 地政学面では、米国とイランがドーハで間接協議を終えましたが、恒久的な和平に向けた大きな前進は見られませんでした。ホルムズ海峡の航行や経済的支援が協議された一方、核問題は本格的な議題に上がっておらず、見通しはまだ不透明です。トランプ大統領は協議が順調との認識を示していますが、双方の温度差は残ります。 また、USMCAを巡って米国が現行の形での更新に合意せず、北米の通商協議にも不透明感が出ています。さらに、米中間では台湾問題への警戒も続いており、金相場を下支えする材料は残っています。一方、OPECプラスの増産観測やホルムズ海峡再開の動きは、原油高への警戒をやや和らげる要因です。 今日の金取引については、上昇をそのまま強い動きと見るのではなく、まずは円安による押し上げ分を差し引いて考えたいところです。NY金が下げたため、海外市場そのものが力強く買われているとはまだ言い切れません。今夜の米雇用統計で金利やドル円が大きく動く可能性もあるため、日本時間夜に金と為替が同じ方向に動いているのか、それとも国内価格だけが円安で支えられているのかを確認してからでも遅くないでしょう。

22,846

2026年7月1日(水)の今朝の金店頭小売価格は23,203円、前日比+78円となりました。NY金先物(中心限月)は1トロイオンス4,025ドル、前日比-0.33%と小幅安でした。 ドル円は162.7円台まで円安が進んだあと一時反転しましたが、円安水準は続いています。海外金はやや弱い動きでしたが、円安が国内金価格を支えた形です。本日は米国のADP雇用統計やISM製造業景況指数が発表されます。雇用や景況感が強ければ、米金利やドルが上がり、金には重しになりやすいため、発表後の値動きは確認しておきたいところです。 国内では、日銀短観で大企業・製造業、非製造業ともに業況判断が改善しました。企業の想定為替レートも円安方向に修正されており、日本企業の景況感には底堅さが見られます。ですが、足元のドル円は企業の想定よりもかなり円安に振れているため、国内金価格は引き続き為替に左右されやすい状況です。 地政学面では、イランが米国特使らとの直接会談を否定し、恒久的な和平の見通しはまだ不透明です。一方で、UAEの原油輸出は過去最高水準となり、原油価格も戦闘前の水準に近づいています。中東リスクは一時期より落ち着いて見られていますが、ホルムズ海峡を巡る対立は残っており、完全に材料が消えたとは言い切れません。 水曜日の今日は「国内金が上がったから強い相場」と単純に見るより、上昇の中身を確認したい日です。海外金は小幅安で、国内価格を支えているのは主に円安です。こういう場面で購入を考える場合は、価格の上げ下げだけで判断せず、円安が続いた場合の上値余地と、為替が反転した場合の下落余地を両方見ておくことが大切です。特に今夜の米経済指標でドル円が大きく動く可能性もあるため、慌てて追いかけるより、指標後にNY金と為替の反応を見てから判断する方が、後悔しにくい買い方になると考えます。

おたからや店舗 エリア一覧

県名クリックで店舗リストへ移動します