
※下記の画像は全てイメージです
「ネットで見つけたブランド品、相場より安すぎて本物か不安……」「フリマアプリで買ったバッグがコピー品だったらどうしよう」と感じた経験はないでしょうか。
ブランドコピー品は年々精巧さを増しており、一般の消費者が見た目だけで本物かどうかを判断するのは困難です。コピー品と知らずに購入してしまえば、品質面への不満を感じてしまいます。それだけでなく、転売時の法的トラブルや社会的信用の低下といった深刻なリスクを抱えることになりかねません。
本記事では、ブランドコピー品の種類やランクごとの特徴、真贋判定のポイントを解説します。バッグ・腕時計・ジュエリーの見分け方に加え、関連する法律・罰則、コピー品を避けるための具体的な対策もお伝えします。

Contents
- ブランドコピー品とは?
- ブランドコピー品が出回る背景と流通ルート
- ブランドコピー品が本物のブランドに与える影響
- ブランドコピー品を購入することのデメリット
- ブランドコピー品のランクについて
- バッグの偽造品を見分けるポイント
- 腕時計の偽造品を見分けるポイント
- 宝石・ジュエリーの偽造品を見分けるポイント
- ブランドコピー品に関する法律と罰則
- ブランドコピー品を買わないための注意点
- ブランドコピー品に関するよくある質問
- Q. ブランドコピー品を個人で使う目的で所持しているだけで逮捕されることはありますか?
- Q. フリマアプリでコピー品と知らずに出品してしまった場合、罪に問われますか?
- Q. 海外旅行先でブランドコピー品を購入し、スーツケースに入れて帰国した場合どうなりますか?
- Q. ブランドコピー品の購入サイトにクレジットカードで支払ってしまった場合、返金を受けられますか?
- Q. コピー品販売サイトにカード情報を入力してしまいましたが、個人情報の悪用が心配です。どうすればよいですか?
- Q. ブランドコピー品を「スーパーコピー」と知りながら自分用に1点だけ買うのは違法ですか?
- Q. 知人からプレゼントされたバッグがコピー品でした。そのまま使い続けても法的に問題ありませんか?
- Q. 素人が自宅でブランドバッグの真贋を判別するとき、最低限必要な道具はありますか?
- Q. フリマアプリで「正規品」と記載されていたのにコピー品が届いた場合、出品者を訴えることはできますか?
- Q. ブランドの正規店でコピー品かどうか確認してもらうことはできますか?
- Q. ブランドコピー品の販売サイトを見つけた場合、通報先はどこですか?
- Q. 海外でブランドコピー品を購入して郵送で日本に送った場合、税関での差し止め率はどのくらいですか?
- Q. 「N級品」と呼ばれるスーパーコピーは、鑑定士でも見分けられないのですか?
- Q. ブランドコピー品を買取店に持ち込んだ場合、どのような対応をされますか?
- Q. ブランドコピー品を廃棄する場合、何ゴミに分類すればよいですか?
- Q. ブランドコピー品の製造や販売に犯罪組織が関与しているというのは本当ですか?
- Q. ブランドコピー品の通販サイトと正規の並行輸入品サイトを見分けるポイントはありますか?
- Q. コピー品を販売したとして逮捕された場合、初犯でも実刑になりますか?
- Q. ブランド品の真贋鑑定アプリやAI鑑定サービスは信頼できますか?
- Q. 「並行輸入品」と「コピー品」は何が違うのですか?
- まとめ
- 「おたからや」での「ブランド品」の参考買取価格
- ブランド品の買取なら「おたからや」
ブランドコピー品とは?

ブランドコピー品とは、正規ブランドのデザインやロゴを無断で模倣し製造された非正規品です。ブランド側の許可なくモノグラム模様やロゴマークを再現した製品は、外観が正規品に酷似しており、法的には模造品に分類されます。
ブランドコピー品はインターネット通販サイトや海外市場を中心に流通しています。一見では正規品との区別がつかないほど精巧な品も出回っているのが実情です。「スーパーコピー」と呼ばれる高精度なコピー品も増えており、鑑定士でも実物を精査しなければ判定に時間がかかるケースも報告されています。
コピー品は正規メーカーの品質保証を受けられず、素材の質や耐久性は正規品と比べて大幅に劣ります。正規品に酷似した外見に惑わされて購入した結果、品質面の不満や法的トラブルを抱える消費者は後を絶ちません。
参考:特許庁
スーパーコピーがばれる可能性や偽造品の見分け方について、より詳しく解説した記事もあわせてご覧ください。
- 関連記事はこちら
・ブランド偽物はばれない?スーパーコピーN級がばれる可能性や見分け方を解説
ブランドコピー品が出回る背景と流通ルート

ブランドコピー品が出回る背景には、生産コストの安い地域での大量製造と、インターネットを通じた販売網の拡大があります。コピー品は、主に中国南部の工場で大量生産され、SNSの広告や検索エンジンに表示される違法な通販サイトを経由して世界中の消費者に届いています。
生産コストの低い地域で本物のデザインデータを無断コピーし、安価な素材と簡易的な製造ラインで仕上げるため、正規品と比べて大幅に低い原価で製造できるのが実態です。完成品は国際郵便や小口貨物として個別に発送されるケースが多く、大量輸入とは異なる形で日本国内へ流入しています。
近年は、SNSのダイレクトメッセージやLINEグループを使った招待制の非公開販売も増加しています。購入者のレビューを装った偽の口コミや、正規品の写真を無断転載した商品ページで消費者の判断力を鈍らせる手口が横行しています。そのため、通販サイトの運営元情報(特定商取引法に基づく表記)や決済方法の信頼性を確認する習慣が欠かせません。
日本の税関では、2024年(令和6年)の知的財産侵害物品の輸入差止件数が33,019件に達しました。これは統計公表を開始した昭和62年以来の過去最多です。海外の事業者から届くコピー品は全て没収対象であり、「自分用だから問題ない」という認識は通用しません。個人使用目的であっても、注意が必要です。
ブランドコピー品が本物のブランドに与える影響

ブランドコピー品(偽造品)の流通拡大は売上の減少にとどまらず、雇用・技術継承・ブランド文化そのものに深刻なダメージを与えます。
ここからは、コピー品が正規ブランドに与える影響を5つの切り口で見ていきます。
ブランド価値の毀損
ブランドコピー品が市場に大量に出回ると、ブランドが築いてきた希少性やストーリーは急速に薄れます。高価格を裏づける理由が見えにくくなり、正規品を所有する喜びまで損なわれかねません。ブランドロゴが「単なる図柄」として消費され、中古相場の下落が止まらなくなるリスクもあります。
SNSなどでコピー品の画像が広まると、正規品との見分けがつきにくくなり、ブランドイメージの回復には多大なコストと時間がかかります。
参考:経済産業省
研究開発コストの回収阻害
正規ブランドは素材の研究やセッティング技術の開発に多額の費用を投じ、製品の販売を通じて回収しています。コピー業者は開発費を一切負担せず、完成した成果だけを横取りする構図です。新素材や環境に配慮した製造工程の開発が遅れれば、消費者にとってもマイナスです。
参考:特許庁
職人・デザイナーへの影響
売上が落ち込んだ際、コスト削減の一環として人件費の見直しに着手する企業も見られます。その結果、熟練した金細工職人や研磨師の雇用が減り、次世代への技術継承が途絶えるリスクが生じます。
デザイナーにはコスト優先の制約が強まり、自由な創作活動が難しくなる可能性があります。職人文化が衰退すれば、ブランドのDNAも薄まり、若い世代がこの業界を志す動機にも影響を及ぼしかねません。
一度異業種へ転職した職人を呼び戻すのは容易ではなく、人材育成にも長い時間がかかります。制作現場のチームワークが崩れれば、ブランドらしい品質を保つのも難しくなります。
消費者保護と市場信頼
コピー品のジュエリーは正規の品質管理を経ておらず、安全性が確保されていません。安価な金属製アクセサリー類にニッケルや鉛などの有害な金属が含まれている事例が報告されており、肌に直接触れることでアレルギー反応を引き起こすおそれがあります。修理や交換のサポートも受けられないため、破損した場合の費用負担はすべて購入者にのしかかります。
粗悪品が広がると市場全体の信頼が低下し、正規品にまで疑いの目が向けられかねません。コピー品が原因の金属アレルギー被害がSNSで拡散されると、正規ブランドのイメージダウンにもつながる可能性があります。
その結果、正規品の販売店でも検品や説明に手間がかかるようになり、消費者にとっても購入の手続きが煩わしくなるおそれがあります。安全面でもコスト面でも消費者が不利益を被らないよう、コピー品は避けることが大切です。
参考:国民生活センター
正規のブランド品をお持ちなら、おたからやの無料査定で最新の買取相場をご確認いただけます。
フリマアプリでのブランド品購入に不安がある方は、こちらの記事もご参考ください。
- 関連記事はこちら
・メルカリで偽物ブランド品を見抜く方法!見分け方・購入時の注意点・偽物だったときの対処法を解説
- おたからや査定員のコメント
コピー品の流通はブランドの希少性と価格プレミアムを直撃し、研究開発・職人技・地域雇用の循環を断ち切ります。品質保証のない粗悪品が市場信頼まで傷つけるため、正規流通の選択は購入者自身のリスクヘッジであり、文化的資産を守る行動でもあります。

ブランドコピー品を購入することのデメリット

ブランドコピー品は一見お得に見えますが、品質・耐久性・資産価値はもちろん、社会的な信用まで失いかねない買い物です。ここでは、コピー品を購入した人が被る主な損失を整理します。
品質とコストパフォーマンスの低さ
コピー品は外観だけを模倣しており、合成樹脂の擬似レザーや薄いメッキ金具が多用されています。手に取ると正規品との重さの違いや素材の質感の差がすぐに伝わります。使い始めて間もなく、表面の光沢が薄れたと感じるケースも多いようです。芯材や研磨といった品質を支える工程が省かれているため、数回使っただけで糸のほつれやパーツの脱落が起きることもあります。
1回あたりの使用コストで考えると、かえって割高になるケースがほとんどです。粗悪なコピー品は劣化しやすく、早期買い替えが必要になることもめずらしくありません。お得に手に入れたつもりが、かえって出費が重なり、損をする場合もあるのです。
耐久性・アフターサービスの欠如
コピー品は製品試験を経ていないため、金属疲労や溶接不良のリスクも潜んでいます。汗や湿気で早々に変色が始まり、石座が緩んで宝石が脱落する事例も見られます。
正規ブランドでは、正規ルート以外で購入された製品の修理やアフターサービスを受け付けていないケースがほとんどです。そのため、コピー品はもちろん、出所が不明確な製品についても、無償修理や部品供給といったサポートは一切受けられません。
専門工房に持ち込んでも適合パーツが存在せず、修理自体を断られるケースが大半です。結局、高額な修理費をかけるか廃棄するかの2択を迫られ、経済的にも大きな無駄が生じます。
コピー品と思われることでの社会的信用の低下
粗悪なコピー品は縫製の歪みやロゴ刻印のにじみが一目でわかります。遠目ではわからなくても、会食や商談の場で手元を見られた際に気づかれれば、信頼関係に影響しかねません。ビジネスの現場では取引額よりも人柄が問われる場面が多く、コピー品を身に付けている事実は誠実さへの疑念を呼びます。
SNSでは写真1枚から真贋が検証され、「コピー品では?」という指摘が瞬時に広まります。長年積み上げてきた信用を守るためにも、正規品を堂々と身に着ける姿勢が大切です。
参考:越境消費者センター
資産価値がないのでリセール不可
コピー品は商標権侵害物に該当するため、リセール(再販)はできません。質屋や買取店はコピー品と判定した時点で取り扱いを拒否するため、支払った金額は完全に回収不能になります。
正規品であれば限定モデルや人気モデルの場合、値上がりも期待できますが、コピー品は保存状態がどれだけ良くても市場価値はゼロです。売却による資金回収の道は閉ざされており、自分で使い続けるか廃棄するかの2択しかありません。
ルイヴィトンのコピー品の見分け方を詳しく知りたい方は、以下の記事をご確認ください。
- 関連記事はこちら
・ルイヴィトンのコピー品(偽物)の見分け方とは?真贋の基本チェック、ライン別の違い、買う前・売る前の注意点を解説
再販や輸入による法的リスク
個人使用目的で所持しているだけであれば、商標法違反として刑罰を受ける可能性は低いとされています。ただし、フリマアプリ等で出品した場合は、たとえ1点であっても販売目的の所持として商標法違反(商標法37条6号)に該当するおそれがあります。
悪質なケースでは故意があったとみなされ、刑事罰や高額の損害賠償請求に発展する可能性があります。意図しない法律違反を防ぐには、購入の段階から真贋を厳格に確認し、出所の不透明な取引ルートを利用しない姿勢が欠かせません。
参考:特許庁
ブランドコピー品のランクについて

ブランドコピー品は精巧さや素材の品質に応じて「A級品」「S級品」「N級品」といったランクに分類されます。ランクが高いほど素材や仕上げが正規品に近づくため、外観だけで真贋を判定するのは難しくなります。
素人でも一目で見抜ける粗悪品から、プロの鑑定士が手に取って初めて判別できる高精度品まで、品質の差は大きいのが現状です。
A級品
ブランドコピー品のランクごとの違いを、素材・精度・リスクの観点で整理しました。
| 項目 | A級品 | S級品 | N級品(スーパーコピー) |
| 素材 | 人工皮革・ビニールが主体 | 天然皮革を使用するが等級は低い | 正規品に近い上質素材を使用 |
| 縫製・仕上げ | 縫い目が曲がり幅も不揃い。金具にバリが残る | A級品より丁寧だが精度に欠ける | 縫い幅・刻印の深さまで正規品をトレース |
| 見分けやすさ | 手に取った瞬間に判別可能 | 素人目では見極めが難しいが、目利きのプロであれば見分けられる | 素人目では見極めが非常に難しく、写真だけでの判別は困難。ただし、本物を熟知した愛好家やプロの鑑定士が実物を確認すれば違いを見抜くことができる |
| 価格帯 | 極端に安い(数千円程度) | 正規品の10分の1前後 | 正規品の数分の1だが高額 |
| 耐久性 | 数回の使用で剥離・糸ほつれが発生 | 使い込むと急速に色褪せ・劣化が進む | 長期使用でメッキ剥がれや糸伸びが顕在化 |
| 発覚リスク | 誰が見てもコピー品とわかる | 時間の経過で正体が判明する | 長期使用後や鑑定士の実物検査で判明 |
S級品
S級品はA級品よりも品質が高いコピー品とされ、本物と同様に天然皮革など比較的上質な素材を用いています。しかし使用される革の等級は低く、使い込むにつれて通常では考えられない速さで色褪せや劣化が起こる傾向です。縫製や金具もA級品よりは丁寧とはいえ精度に欠け、専門家や熱心な愛好家であればすぐに違和感を覚えます。
日本製の機械を搭載し本物そっくりに動く偽造腕時計もS級品に分類されますが、ケースや文字盤の仕上げが甘く、細部で本物との差が顕在化します。素人の目には新品時こそ本物同然に映る場合がありますが、時間の経過とともに欠点が露わになり正体が判明するため、安易に手を出すべきではありません。
参考:ロレックス
N級品
N級品は「スーパーコピー」と呼ばれる最上位のコピー品です。革のシボや刻印の深さ、縫い幅まで正規品を緻密にトレースします。外見だけを見れば見分けは極めて困難です。新品時は鑑定士でも写真だけでは識別が難しく、スイス製ムーブメントを搭載した腕時計は重量感や針の動きも本物級に映ります。
しかし、内部素材や防水構造は完全ではなく、長期使用でメッキ剥げや糸伸びが顕在化して真贋差が明白になります。正規品の数分の一とはいえ価格は高く、発覚時の信用失墜と法的ペナルティを考慮すれば割に合わない選択です。
参考:ロレックス
ランクが高いコピー品ほど外見の再現度は上がりますが、内部の素材品質や耐久性は正規品と根本的に異なります。N級品であっても、長く使ううちに劣化が表面化していくため、鑑定士であれば判別が可能です。「ランクが高ければばれない」という認識は誤りであり、どのランクのコピー品も法的リスクから逃れることはできません。
シャネルのスーパーコピーを見抜くチェックポイントについては、以下の記事で解説しています。
- 関連記事はこちら
・シャネルの偽物を見分ける方法とは?スーパーコピーを見抜く5つのポイント
バッグの偽造品を見分けるポイント

ブランドバッグのコピー品は外見が正規品に似ていても、素材の質感や仕上げの精度に必ず差が表れます。購入前に確認すべきチェックポイントと、短時間で真贋を判断するための手順を紹介します。
金具と刻印の精度
正規品のファスナーやプレートに刻まれたロゴは、フォントが均一で刻印の深さも揃っており、メッキは鏡面のように滑らかです。
コピー品ではロゴの刻印が浅く縁がにじんでおり、メッキの色調にムラがあります。指先でザラつきを感じたら、コピー品の可能性を強く疑ってください。
縫製と裁断の均一性
正規品ではステッチ幅が均等で縫い目が真っ直ぐに整えられています。また、革の断面はコバ処理が施され、触れても滑らかです。
コピー品は針目が曲がり、ステッチ幅にばらつきがあります。コバ面に凹凸や毛羽立ちが残っている場合も、コピー品の疑いが濃厚です。指先で段差や硬さを感じたら購入を見送ってください。
参考:エルメス
シリアル番号とホログラム
多くのハイブランドは、製造履歴を固有番号やホログラムで厳格に管理します。正規品では番号体系が統一され、文字間隔も均一に刻まれていることが特徴です。
コピー品はシリアル番号の桁数の誤りやフォントの揺れが目立ちやすく、正規品のデータベースと照合すれば真贋を判定できます。
付属品の品質
保存袋や箱、保証書は真贋を判定するうえで欠かせない判断材料です。
正規品の布袋は目の詰まったコットン地に鮮明なロゴが印刷されています。コピー品の布袋は生地が薄く、プリントの精度も粗いのが特徴です。保証カードの箔押しや紙質にも差が出るため、付属品の細部まで見比べてください。
お手持ちのブランドバッグの真贋が気になる方は、おたからやの無料査定をご利用ください。
エルメスの偽造品を刻印で見分ける方法について、プロの視点で解説しています。
- 関連記事はこちら
・エルメスの見分け方とは?偽物(スーパーコピー)を見抜くプロの真贋チェック方法を解説
腕時計の偽造品を見分けるポイント

高級腕時計には外観のデザインだけでなく、ムーブメント(駆動装置)や刻印に至るまで高度な技術が投入されています。
こうした精密な腕時計のコピー品を見極めるには、さまざまな観点で入念にチェックすることが大切です。以下の4つの項目を順に確認すれば、コピー品の購入リスクを最小限に抑えられます。
シリアル刻印と配置
正規品は固有番号と型番が規則に従って刻印され、刻印の深さと書体も均一に整っています。コピー品では桁数の誤りや刻印位置のずれ、浅い彫りが確認される場合があります。
購入前には裏蓋とラグ内側の番号を照合し、刻印の鮮明度もしっかり確認してください。
参考:ロレックス
文字盤の透かし・微細加工
鑑定士はロレックスの王冠透かしなど、顕微鏡レベルの微細加工が再現されているかを入念に確認します。
コピー品ではラインが太くなったり、配置が中心からずれたりする粗が表れます。光の反射角を変えて観察すると正規品との違いが明確になるため、複数の角度から文字盤を確認してください。
参考:ロレックス
針の動きと作動音
機械式モデルでは、秒針が滑らかに連続運針し、チクタク音も一定のリズムで低く響きます。コピー品に多いクオーツ改造品では、秒針が1秒ごとにはっきり跳ね、作動音が高く不規則になりがちです。判別する際は時計に耳を近づけ、音のリズムをチェックしてみてください。
参考:ロレックス
素材感と重量バランス
正規品はステンレススチール904Lや18Kゴールドなど比重の高い素材を使用し、ケースとブレスレットの重量配分が均整に保たれています。
コピー品は合金やメッキ素材で軽量化されており、手首に載せたときの重厚感が明らかに不足します。両者を精密秤で計測すると重量差が明確になり、判別手段として有効です。
ロレックスをはじめとする高級時計の買取相場が気になる方は、こちらをご確認ください。
ロレックスの偽造品の見分け方について、さらに詳しい情報はこちらの記事をご覧ください。
- 関連記事はこちら
・ロレックスの偽物に要注意!正規品との違いと見分け方、購入時の注意点を解説
宝石・ジュエリーの偽造品を見分けるポイント

宝石やジュエリーのコピー品を避けるには、外観だけでなく素材や加工の細部まで丁寧に確認する必要があります。合成石(ラボグロウン)や模造石を見抜くには、屈折率・内包物・熱伝導率などの科学的データを複数参照し、総合的に判断する姿勢が求められます。
カットの対称性や石留めの精度、金属刻印の鮮明さに注目すれば、コピー品に特有の粗を早い段階で見抜けます。鑑定書の有無と販売経路の信頼性もあわせて確認し、第三者の専門家による検査を活用すると安心です。
合成石と模造石の特徴
コピー品のジュエリーにはガラス系の模造石やキュービックジルコニアなどの類似石が使われることがあり、これらは屈折率や比重が天然石と明確に異なります。一方、合成石(ラボグロウン)は天然石と同じ化学組成・結晶構造を持つため、屈折率や比重、硬度といった物理的特性は天然石とほぼ同一です。
模造石は肉眼でも輝きの違いに気づけることがありますが、合成石は肉眼での判別が極めて困難であり、いずれの場合も正確な判別には屈折計や比重計など宝石鑑定用の計測器具が必要です。
参考:GIA(米国宝石学会)
インクルージョンの有無を確認
天然ダイヤモンドの内部には針状や結晶状のインクルージョン(内包物)が点在しています。キュービックジルコニアなどの人工石は内部がほぼ均質で、天然石特有のインクルージョンが見られない点が見分けのポイントです。
鑑別ではまず10倍ルーペを用い、微細な内包物の有無を確認することが基本となります。
参考:GIA(米国宝石学会)
カットと研磨精度の差異
熟練した研磨士が仕上げた天然石は、ファセット(カット面)が均一でエッジもシャープです。コピー品に使われる石はファセットの対称性が乏しく、稜線が丸みを帯びる傾向があります。
鑑定時にはテーブル面の対角線を比較し、光の乱反射が生じていないかを確認してください。
参考:GIA(米国宝石学会)
金属刻印と石留めの品質
K18やPt950などの品位刻印が深く鮮明で、刻印位置が正規仕様通りかどうかを必ず確認します。
コピー品は刻印が浅く字体も不統一で、爪留めの歪みや石座の隙間など仕上げの粗が目視で確認できます。金属刻印と石留めの品質は、コピー品を見分けるうえで欠かせないチェック項目です。
参考:中央宝石研究所
鑑定書と購入チャネルの信頼性
宝石を購入する際は、GIA(米国宝石学会)やCGL(中央宝石研究所)など国際的な鑑別機関が発行した鑑定書が付属しているかを必ず確認してください。鑑定書に記載された番号と現物を照合すれば、真正性を裏づけられます。
宝石の購入先は老舗の宝石商や百貨店に限定するのが安全です。少しでも真贋に不安を感じたら、第三者鑑定を依頼して保証を取得してください。
参考:GIA(米国宝石学会)
宝石やジュエリーの真贋が気になる方は、おたからやの無料査定で鑑定をお試しください。
ダイヤモンドの刻印から偽造品を判別する方法について、詳しく解説しています。
- 関連記事はこちら
・ダイヤモンドの刻印の見方や意味をご紹介!偽物が判別できるのか?も解説
ブランドコピー品に関する法律と罰則

偽造品の製造や流通は知的財産権を侵害する犯罪行為であり、刑事罰・行政処分・民事賠償の3つの法的責任が同時に発生します。
ブランドコピー品に関わる行為ごとに適用される法律と罰則を整理し、購入者・所持者が知っておくべきポイントを解説します。
ブランドコピー品に関連する法律上の違反類型と罰則を、行為ごとに一覧で整理しました。
| 行為 | 適用される法律 | 罰則の内容 | 補足 |
| コピー品の製造・販売 | 商標法・意匠法 | 10年以下の拘禁刑もしくは1,000万円以下の罰金(法人は最高3億円) | SNSでの少量出品でも検挙事例あり |
| コピー品を正規品と偽って販売 | 刑法(詐欺罪) | 10年以下の拘禁刑 | 商標法違反と詐欺罪の両方に問われる可能性あり |
| コピー品の個人使用目的での所持 | (直接の罰則規定なし) | 原則として刑罰なし | 転売した瞬間に商標法違反が成立 |
| 海外からコピー品を輸入 | 関税法 | 事業性がある場合は10年以下の拘禁刑もしくは1,000万円以下の罰金(又は併科)。事業性がない個人輸入の場合は没収・廃棄 | 2022年の商標法・意匠法・関税法改正で個人使用目的でも差し止め対象 |
| コピー品の販売・譲渡による民事責任 | 民法・不正競争防止法 | 損害賠償・販売差止命令 | 敗訴すると判決文に実名が掲載される場合あり |
上記の表は代表的な違反類型をまとめたものですが、実際のケースでは複数の法律が同時に適用されることが大半です。
コピー品の製造・販売で商標法に違反した場合、税関と警察の連携による摘発は年々強化されています。フリマアプリで1点出品しただけでも取引記録から身元が特定され、検挙に至る事例が増加しています。前科がつけば就職活動やビザ申請に長期的な悪影響を及ぼすため、短期の利益に見合うリスクではありません。
コピー品を正規品と偽って販売した場合は、商標法違反に加えて刑法の詐欺罪が適用される可能性があります。フリマアプリやオークションの取引記録は証拠として残るため、虚偽表示は速やかに立件される傾向があります。
個人使用目的でコピー品を所持する行為は原則として刑罰の対象になりませんが、転売した瞬間に商標法違反が成立します。フリマアプリは本人確認を徹底しているため、匿名での売却は困難です。
海外からのコピー品の輸入については、税関が知的財産侵害物品を発見すると即時に差し止め手続きを開始します。荷受人が10日以内に正当性を証明できなければ貨物は没収・廃棄となり、費用は荷受人の負担です。「自分用だから大丈夫」という主張は法的に通用しません。
コピー品を販売・譲渡した場合、権利者からの損害賠償請求に加え、購入者側からも返金・慰謝料の請求を受ける可能性があります。信用を一度でも失えば取引先や金融機関との関係にも影響が及ぶため、正規品の流通ルートを選ぶことがもっとも合理的な判断です。
グッチの偽造品の見分け方をバッグ・財布・時計のアイテム別に詳しく知りたい方は、以下の記事もご参考ください。
- 関連記事はこちら
・グッチの偽物の見分け方とは?バッグ・財布・時計の本物との違いを徹底解説!
ブランドコピー品を買わないための注意点

ブランドコピー品の被害に遭わないためには、日頃から以下のポイントを意識しておくことが大切です。少しでも怪しいと感じた商品には手を出さず、正規品だけを選ぶ姿勢を徹底してください。
購入先は信頼できる店舗に限定する
ブランド品は、正規販売店または実績のある中古販売店で購入してください。新品は公式ブティックや正規代理店で、中古品は鑑定実績の豊富な買取店や質屋で入手すれば、コピー品をつかまされるリスクを大幅に下げられます。
個人間のネットオークション・フリマアプリ・海外の真偽不明な通販サイトはコピー品が紛れ込みやすいため、利用には細心の注意が必要です。「スーパーコピー専門店」を名乗る違法サイトでの購入は絶対に避けてください。
古物商許可を持つ並行輸入業者であれば、正規品を割安で入手できる場合もあります。購入先の信用度を最優先に考え、「出所が不明な売り手からは買わない」と自分のルールを決めておくことが身を守る第一歩です。
極端に安い価格には要注意
「新品同様のシャネルのバッグが〇〇円!」「定価の3割以下でエルメスが買える!」など、相場からかけ離れた安値には絶対に飛びつかないでください。ブランド品が異常に安いときは、コピー品である可能性が極めて高いと判断してください。正規品であれば中古でも一定の相場を保つため、相場の半額以下で出品されている品は疑いの目で見るのが鉄則です。
期間限定セールや知人からの譲渡であっても、正規品が定価の半額以下になることはほとんどありません。「安すぎる価格には理由がある」と意識し、冷静に判断してください。目先の安さにつられてコピー品を手にすれば、本来得られるはずの価値を失うことになります。
参考:越境消費者センター
付属品や証明書の有無をチェックする
購入時には、商品本体だけでなく、箱・保存袋・保証書など付属品の有無も必ず確認してください。中古品であっても信頼できる店舗であれば鑑定書や真贋保証が付くことが多く、安心して取引できます。一方で「付属品がまったく無い」「コピー品なので付属品だけ本物を流用している」といった説明がある場合は注意が必要です。
保存袋や箱だけが正規品で中身がコピー品という悪質な手口も報告されています。また、保証書があっても日付や店名の押印が無い白紙のものは信用できません。付属品が一式そろっているか、その仕様が正規品と一致しているかを念入りに確認し、不明点は販売店へ遠慮なく問い合わせてください。回答があいまいな場合は、購入を見送る判断が大切です。
不安なときはプロに真贋鑑定を依頼する
不安が残る場合は、専門家による鑑定を活用してください。ブランド品に精通した鑑定士やバイヤーに依頼すれば、多くの場合は一目で真贋を見極めてもらえます。購入前にはブランド直営店でメンテナンスを兼ねて確認してもらう方法や、宝石であれば鑑定機関に鑑定書の発行を依頼する方法があります。また、ブランド品買取店の無料査定を利用するのも効果的です。
実績ある買取店には豊富な真贋データと最新の市場知識を備えた査定士が在籍しており、査定という形で費用をかけずに鑑定してもらえます。正規店へ持ち込むよりも手軽で、店舗によってはLINEやオンラインで簡易鑑定サービスを提供しています。自分だけで判断せず、第三者であるプロの目を借りることで、偽造品をつかまされるリスクを大幅に減らせます。
ディオールやエルメスなどのブランド品の真贋鑑定も含め、おたからやでは無料査定を実施しています。
ディオール製品の偽造品の見分け方について詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
- 関連記事はこちら
・Dior 財布の偽物の見分け方|真贋の判断基準やシリアルナンバーの見方を解説
ブランドコピー品に関するよくある質問

ブランドコピー品について、購入前後の法的リスクや真贋判定の実務的な疑問をまとめました。本文では触れきれなかった周辺知識や具体的なシチュエーション別の対応策を、Q&A形式でお届けします。
Q. ブランドコピー品を個人で使う目的で所持しているだけで逮捕されることはありますか?
A.
個人使用目的の所持だけであれば、現行法では逮捕される可能性は極めて低いといえます。商標法が禁止しているのは「業としての」製造・販売・譲渡・輸入であり、私的使用を直接罰する規定はありません。
ただし、所持している品を他人に売却・譲渡した瞬間に商標法違反が成立します。フリマアプリへの出品や知人への転売は「業としての譲渡」と判断されやすい行為です。そのため、コピー品を手元に置いている段階でも、将来の法的リスクをゼロとは言い切れません。
Q. フリマアプリでコピー品と知らずに出品してしまった場合、罪に問われますか?
A.
コピー品と認識していなかった場合、商標法違反の刑事罰に問われる可能性は低いといえます。しかし、「知らなかった」という主張だけでは免責されず、真贋の確認義務を怠ったとして過失が認定されるリスクは否定できません。
購入者から被害届が出ると、出品履歴や取引メッセージが証拠として確保され、立件に至る事例も報告されています。出品前にブランド品の真贋を確認し、少しでも疑わしい品は出品を控える判断が必要です。
Q. 海外旅行先でブランドコピー品を購入し、スーツケースに入れて帰国した場合どうなりますか?
A.
日本の税関で検査を受けた際にコピー品と判明した場合、没収の対象になる可能性があります。2022年10月に改正商標法・意匠法・関税法が施行され、海外の事業者から郵送等で届く模倣品は、個人使用目的であっても税関での没収対象となりました。 ただし、この改正は主に「海外事業者が郵送等により日本国内に持ち込む模倣品」を対象としたものです。
税関のFAQによれば、旅行者が自ら携帯して輸入する場合は今回の規制の対象ではなく、従来どおり、事業性が認められる場合にのみ取締りの対象とされています。もっとも、税関検査でコピー品が発見された場合には、所有権の放棄を求められることがあるため、いずれにしてもコピー品の購入・持ち込みは避けるべきです。
Q. ブランドコピー品の購入サイトにクレジットカードで支払ってしまった場合、返金を受けられますか?
A.
クレジットカード会社へチャージバック(支払い取消し)を申請すれば、返金される可能性があります。カード会社に「注文した商品と届いた商品が異なる」「偽造品が届いた」と具体的に申告してください。
申請期限は決済日から120日以内が一般的です。ただし、銀行振込や暗号資産での支払いでは回収がほぼ不可能なため、不審な通販サイトでの決済方法にはカード以外を使わないのが鉄則です。
Q. コピー品販売サイトにカード情報を入力してしまいましたが、個人情報の悪用が心配です。どうすればよいですか?
A.
カード会社へ即座に連絡し、カード番号の利用停止と再発行を依頼してください。コピー品を販売するサイトは正規のセキュリティ基準を満たしていないケースが大半で、入力したカード番号や個人情報が第三者に転売されるリスクがあります。
カード再発行後は、利用明細を数か月間注意深く確認し、身に覚えのない請求があればカード会社に不正利用として報告してください。パスワードの使い回しをしている場合は、関連するサービスのパスワードも変更しておくと安心です。
Q. ブランドコピー品を「スーパーコピー」と知りながら自分用に1点だけ買うのは違法ですか?
A.
国内の店舗やフリマサイトで購入した場合、自分で使うだけなら現行法では処罰の対象にはなりません。ただし、海外の通販サイトから購入した品が国際郵便で届く場合、税関で没収される可能性があります。
2022年の関税法改正で、個人使用目的でも海外の事業者から送られるコピー品は差し止め対象に含まれました。また、購入代金がコピー品の製造・流通ネットワークに渡る点で、犯罪組織の資金源に間接的に加担する構図は避けられません。
Q. 知人からプレゼントされたバッグがコピー品でした。そのまま使い続けても法的に問題ありませんか?
A.
個人で使用する分には法律違反にはなりません。ただし、使わなくなったからとフリマアプリで出品したり質屋に持ち込んだりすると、商標法違反に該当します。
コピー品と判明しているバッグをリユース市場に流すことは、善意の購入者に被害を与える行為にもつながります。不要になった場合は自治体の廃棄ルールに沿って処分するか、自宅で保管するにとどめてください。
Q. 素人が自宅でブランドバッグの真贋を判別するとき、最低限必要な道具はありますか?
A.
ルーペ(10倍以上)とブラックライトの2点があれば、自宅でも基本的な確認が可能です。ルーペはロゴ刻印の深さやステッチの均一性をチェックするために使います。ブラックライトは一部ブランド(シャネルのシリアルシールやギャランティカード、ブルガリの品質証明書など)に施されたUV反応加工の有無を確認する際に役立ちます。
加えて、精密秤(重量バランスの比較用)、スマートフォンのマクロ撮影機能(細部の拡大記録用)、正規品のカタログやブランド公式サイトの写真(比較素材として)があるとさらに精度が上がります。ただし自宅での判別には限界があるため、不安が残る場合はプロの鑑定に頼るのが確実です。
Q. フリマアプリで「正規品」と記載されていたのにコピー品が届いた場合、出品者を訴えることはできますか?
A.
訴えることは可能です。出品者が正規品と偽ってコピー品を販売する行為は、民法上の詐欺に該当し、損害賠償請求の対象になります。加えて、刑事上の詐欺罪(刑法第246条、10年以下の拘禁刑)にも問われる可能性があります。
手順としては、まず商品と取引画面のスクリーンショットを証拠として保全し、アプリ運営に報告してください。運営による解決が困難な場合は、消費者ホットライン(188に電話)へ相談したうえで、必要に応じて弁護士への依頼を検討します。
Q. ブランドの正規店でコピー品かどうか確認してもらうことはできますか?
A.
多くのブランド正規店では、他店購入品の真贋鑑定には対応していません。ブランド側が公式の鑑定サービスを業務として提供しておらず、鑑定結果に対する責任を負う立場にないことが主な理由と考えられます。
一部のブランド(エルメス、ルイ・ヴィトンなど)ではリペアサービスを通じて、正規品かどうかを間接的に確認できるケースがありますが、公式に「鑑定サービス」として提供しているブランドはほぼ存在しません。 真贋を確認したい場合は、ブランド品の鑑定実績がある買取店の査定士や、フェイクバスターズなどの真贋鑑定専門サービスに依頼する方法が確実です。
Q. ブランドコピー品の販売サイトを見つけた場合、通報先はどこですか?
A.
ブランドコピー品の販売サイトを発見した場合は、以下の窓口に情報を寄せることができます。
- 警察庁「サイバー事案に関する通報等のオンライン受付窓口」:e-Gov電子申請から都道府県警察を選択して通報できます。
- 特許庁「政府模倣品・海賊版対策総合窓口」(03-3581-1101、内線2575):主に権利者・企業向けですが、消費者の相談も受け付けています。
- 一般社団法人ユニオン・デ・ファブリカン:ブランド権利者団体で、偽造品の情報提供を受け付けています。
このほか、SNS広告経由で表示された場合は、各SNSプラットフォームの広告報告機能からも通報が可能です。通報時にはサイトのURL、スクリーンショット、購入履歴(ある場合)を添えると対応がスムーズに進みます。
Q. 海外でブランドコピー品を購入して郵送で日本に送った場合、税関での差し止め率はどのくらいですか?
A.
税関は差し止め率を公式に公表していません。ただし、財務省の発表によると、令和6年(2024年)の知的財産侵害物品の輸入差止件数は33,019件でした。前年比4.3%の増加で、昭和62年の統計開始以来、過去最多を更新しています。
国際郵便物や小口貨物を含め、無作為検査と情報分析の精度は年々向上しており、少量の個人輸入でも発見される確率は高まっています。差し止められた場合は品物が没収・廃棄となり、支払った代金は戻りません。繰り返し摘発されると税関のブラックリストに登録され、以後の通関手続きで長期検査が常態化します。
Q. 「N級品」と呼ばれるスーパーコピーは、鑑定士でも見分けられないのですか?
A.
N級品は外観の再現精度が高いため、写真だけで判定するのは鑑定士にとっても至難の業です。そのため、N級品かと疑われるアイテムは、写真ではなく実物を確認してもらうことが大切です。
鑑定士は外観だけでなく、複数の要素を総合的にチェックして真贋を判断します。具体的には、革のシボ(表面のしわ模様)の奥行きと均一性、金具の重量と表面メッキの光沢ムラ、縫製の糸間隔とテンションの均一性、内装素材の手触りや接着剤のにおいなどが確認ポイントです。長期使用でメッキの剥がれや糸伸びが顕在化するため、中古品だとN級品と正規品の差はさらに明確に表れます。
Q. ブランドコピー品を買取店に持ち込んだ場合、どのような対応をされますか?
A.
コピー品は買取対象外となり、査定を断られます。買取店は真贋鑑定を経て正規品のみを取り扱うため、コピー品と判明した場合はそのまま返却されるのが一般的な対応です。買取店によっては「コピー品であった旨」を口頭で伝えてくれるため、自分では判断できなかった真贋を無料で確認できるメリットがあります。
ただし、コピー品と知りながら正規品として売ろうとした場合は詐欺罪に問われる可能性があるため、正直に経緯を伝えてください。
Q. ブランドコピー品を廃棄する場合、何ゴミに分類すればよいですか?
A.
ブランドコピー品の廃棄方法は、素材や大きさに応じて自治体の一般的な分別ルールに従ってください。バッグは「燃えるゴミ」として扱う自治体が多いですが、金属製の金具やチェーンが付いている場合は取り外して「不燃ゴミ」や「金属ゴミ」として分別する必要があります。
腕時計はバッテリーを含む場合があるため「小型家電回収ボックス」を利用するのが安全です。自治体の分別ガイドで判断がつかない場合は、役所の廃棄物相談窓口に問い合わせてください。
Q. ブランドコピー品の製造や販売に犯罪組織が関与しているというのは本当ですか?
A.
国際刑事警察機構(INTERPOL)やOECDの調査で、ブランドコピー品の製造・販売は国際的な犯罪組織の主要な資金源の1つとされています。偽造品の利益率は麻薬取引に匹敵する場合もあるほど高く、摘発リスクも相対的に低いことから、組織犯罪がビジネスモデルとして偽造品に注力している実態が報告されてきました。
コピー品を1点購入するだけでも、購入代金の一部がこうした犯罪組織の活動資金に流れる構図を認識しておく必要があります。
Q. ブランドコピー品の通販サイトと正規の並行輸入品サイトを見分けるポイントはありますか?
A.
コピー品の通販サイトと正規の並行輸入品サイトを見分ける際は、以下の5点を確認してください。
- 特定商取引法に基づく表記の確認:事業者の氏名・住所・電話番号が実在するか
- 決済方法の種類:クレジットカードや代金引換など複数用意されているか(銀行振込のみは危険)
- 価格の妥当性:正規品の相場と比べて極端に安くないか
- 商品写真の不自然さ:解像度が高すぎないか(正規品の公式画像を無断転載している可能性)
- ドメイン取得日:極端に新しくないか(WHOISで確認可能)
正規の業者がウェブサイトを持つ場合、令和6年4月施行の改正古物営業法により、古物商許可番号をサイト上に掲載する義務が課されています。なお、新品のみを海外から直接仕入れて販売する並行輸入業者は、古物商許可自体が不要なケースもあります。
そのため、許可番号の掲載がないことだけで判断せず、特定商取引法に基づく表記の内容と合わせて総合的に確認しましょう。
Q. コピー品を販売したとして逮捕された場合、初犯でも実刑になりますか?
A.
コピー品の販売による商標法違反で逮捕された場合、初犯であれば執行猶予付きの判決となるケースが一般的です。ただし、販売規模が大きい場合や被害額が高額に上る場合は、初犯でも実刑判決が下される事例が報告されています。
商標法の法定刑は「10年以下の拘禁刑もしくは1,000万円以下の罰金、または両方を科せられる」とされています(法人は最高3億円)。個人の出品であっても、反復的に販売していた場合は悪質性が高いと判断されやすくなります。
Q. ブランド品の真贋鑑定アプリやAI鑑定サービスは信頼できますか?
A.
AIを活用した真贋鑑定アプリは近年急速に精度が向上していますが、現時点では「参考判定」として使うのが適切です。写真の撮影角度や照明条件によって判定結果が左右されやすく、N級品のように外観の再現度が高いコピー品に対しては誤判定のリスクが残ります。
アプリの判定で「本物」と表示されたとしても、高額なブランド品については対面でプロの鑑定士に確認を依頼するのが最も確実な方法です。アプリはあくまで一次スクリーニングのツールとして活用し、最終判断は人間の目と手で行う姿勢が求められます。
Q. 「並行輸入品」と「コピー品」は何が違うのですか?
A.
並行輸入品は正規品と同一の本物であり、コピー品とはまったく異なります。並行輸入品とは、海外の正規販売ルートで購入された本物のブランド品を、第三者が独自ルートで日本に輸入・販売した商品を指します。メーカーの日本代理店を経由しない点が、正規輸入品との違いです。品物自体は正規品と同じ工場で生産された本物であるため、品質に差はありません。
一方、コピー品はブランドの許可なく第三者が模倣・製造した非正規品であり、素材も品質も正規品とは根本的に異なります。並行輸入品は正規のリセール市場でも取引可能ですが、コピー品は売買自体が法律違反の対象となる点が決定的な違いです。
まとめ
ブランドコピー品を手にすると、品質・耐久性・再販価値のすべてが低下し、ブランドの価値を傷つける行為にも加担してしまいます。コピー品の販売は犯罪に該当し、購入・所持の段階でも法的リスクがつきまとうため、最初から手を出さないのが最善策です。
真贋に不安を感じたら、ブランド品の鑑定実績がある専門家に相談し、プロの目で確認してもらってください。正規品だけを選ぶ姿勢が、ご自身の信用と愛用ブランドの価値を守る最善の行動です。
ブランド品の売却をお考えなら、おたからやの無料査定をぜひご利用ください。
「おたからや」での「ブランド品」の参考買取価格
ここでは、「おたからや」での「ブランド品」の参考買取価格の一部を紹介します。
| 画像 | 商品名 | 参考買取価格 |
![]() |
エルメス ケリー25 ニロティカス ゴールド金具 Y刻印 | 8,004,000円 |
![]() |
エルメス バーキン25 ハンドバッグ リザード N刻印 | 5,228,000円 |
![]() |
シャネル ピアス カメリア | 4,384,000円 |
![]() |
シャネル マトラッセ 親子バッグ コーティングレザー | 1,292,000円 |
![]() |
ルイ・ヴィトン カプシーヌミニ N82363 | 1,093,000円 |
※こちらの金額は2026年4月時点のものです。状態や付属品の有無、時期によって買取価格が異なりますので詳細はお問い合わせください。
ブランド品はラインや製造年、付属品の有無で査定額が大きく変わります。定番品でも希少カラーやコラボモデル、付属品が揃った完備品はプラス査定になりやすい傾向があります。使用感があるバッグや財布でも、まずは無料査定で相場を確認してみてください。
「おたからや」では査定料・キャンセル料は一切不要で、大切な品物を鑑定させていただきますので、お気軽にご利用いただけます。
- おたからや査定員のコメント
コピー品は革の質感や金具の重量感、刻印の深さで必ず粗が出ます。真贋を誤れば再販価値はゼロどころか法的リスクを負うことも考慮しなければなりません。価格表のように高額流通が続く一流ブランドこそ、正規の証明書と購入経路を伴う来歴が査定額を左右します。ご不安な際は自己判断せず、必ず専門鑑定で確認をしてみてください。

ブランド品の買取なら「おたからや」
正規品のブランドバッグや腕時計、ジュエリーを手放すなら、高価買取「おたからや」にお任せください。全国に約1,930店舗以上、51ヵ国との取引実績を持つネットワークを活かし、国内外の最新相場をリアルタイムに反映した査定価格をご提示しています。
エルメス・ルイ・ヴィトン・シャネル・グッチをはじめ、幅広いブランドに対応。限定コラボやシーズン限定カラーの品も、熟練の鑑定士が素材・状態・付属品を細部まで見極めたうえで正当に評価します。
「コピー品かもしれない」と不安を抱えたままタンスにしまっている品があれば、真贋判定のみのご利用も歓迎です。査定料・キャンセル料は一切かからず、ご納得いただけなければ持ち帰りも自由です。
汚れや使用感がある品物でも価値を見逃しません。その場でご成約いただければ即日現金化にも対応しているため、「まずは相場を知りたい」という方もお気軽にお近くの店舗へお立ち寄りください。
※本記事は、おたからや広報部の認可を受けて公開しております。
おたからやのブランド買取
査定員の紹介
ブランド品買取専門 査定員
-
趣味
ゴルフ
-
好きな言葉
理路整然
-
好きなブランド
カルティエ
-
過去の買取品例
バーキン マトラッセ
おたからやでは、毎日数千点のブランド品の査定をしております。私たちは海外にも販路を持っており、世界基準での査定が可能になっています。また現在は円安のため海外に販売することで従来よりも高値でお買取をすることができ、お客様に満足していただける自信があります。おたからやでは、新品未使用のモノだけでなく、昔に購入したお品物や傷やほつれがあるものなどもお買取をしております。 実際に、10年以上前に購入したお品物が購入した時よりも高額でお買取できたこともたくさんあります。ご自宅に眠っているお品物がございましたら是非一度おたからやへご相談ください。
ブランド品の高価買取はおたからやにお任せください。
関連記事
タグ一覧
- #4℃
- #A.ランゲ&ゾーネ
- #GMTマスター
- #IWC
- #K10(10金)
- #K14(14金)
- #K22(22金)
- #K24(純金)
- #MCM
- #Van Cleef & Arpels
- #アクアノート
- #アクアマリン
- #アメジスト
- #アルハンブラ
- #アルマーニ
- #アンティーク時計
- #イエローゴールド
- #インカローズ
- #ヴァシュロンコンスタンタン
- #ヴァレンティノ
- #ヴァンクリーフ&アーペル
- #エアキング
- #エクスプローラー
- #エメラルド
- #エルメス
- #エルメス(時計)
- #オーデマ ピゲ
- #オパール
- #オメガ
- #お酒
- #ガーネット
- #カイヤナイト
- #カルティエ
- #カルティエ(時計)
- #グッチ
- #グリーンゴールド
- #クロエ
- #クロムハーツ
- #クンツァイト
- #ケイトスペード
- #ケリー
- #コーチ
- #ゴヤール
- #サファイア
- #サブマリーナー
- #サマンサタバサ
- #サンローラン
- #シードゥエラー
- #ジェイコブ
- #シチズン
- #シトリン
- #ジバンシィ
- #ジミーチュウ
- #ジャガールクルト
- #シャネル
- #シャネル(時計)
- #ジュエリー
- #ジュエリー買取
- #ショーメ
- #ショパール(時計)
- #スカイドゥエラー
- #スピネル
- #スフェーン
- #セイコー
- #ゼニス
- #セリーヌ
- #その他
- #ターコイズ
- #ターノグラフ
- #ダイヤモンド
- #タグ・ホイヤー
- #タンザナイト
- #チェリーニ
- #チューダー
- #ディオール
- #ティソ
- #デイデイト
- #デイトジャスト
- #デイトナ
- #ティファニー
- #ティファニー
- #トリーバーチ
- #トルマリン
- #ノーチラス
- #バーキン
- #バーバリー
- #パテック フィリップ
- #パネライ
- #ハミルトン
- #ハリーウィンストン
- #ハリーウィンストン(時計)
- #バレンシアガ
- #ピーカブー
- #ピアジェ
- #ピコタン
- #ピンクゴールド
- #フェンディ
- #ブライトリング
- #プラダ
- #プラチナ
- #フランクミュラー
- #ブランド品
- #ブランド品買取
- #ブランド時計
- #ブランパン
- #ブルガリ
- #ブルガリ(時計)
- #ブレゲ
- #ペリドット
- #ボーム&メルシェ
- #ボッテガヴェネタ
- #ポメラート
- #ホワイトゴールド
- #マークジェイコブス
- #マトラッセ
- #ミュウミュウ
- #ミルガウス
- #メイプルリーフ金貨
- #モーブッサン
- #ヨットマスター
- #リシャールミル
- #ルイ・ヴィトン
- #ルビー
- #レッドゴールド
- #ロエベ
- #ロレックス
- #ロンシャン
- #ロンジン
- #出張買取
- #地金
- #宝石・ジュエリー
- #宝石買取
- #時計
- #珊瑚(サンゴ)
- #相続・遺品
- #真珠・パール
- #色石
- #財布
- #金
- #金・プラチナ・貴金属
- #金アクセサリー
- #金インゴット
- #金の純度
- #金価格・相場
- #金歯
- #金縁メガネ
- #金貨
- #金買取
- #銀
- #銀貨
- #香水
上限・条件がございます。 下記に記載の詳細を必ずご確認ください。
※電話予約特典は、事前にお電話でご予約のうえ、5万円(税込)以上の買取が成立した場合に
適用されます。適用条件の詳細は店舗またはお電話にてご確認ください。
※他キャンペーンは併用可能ですが、増額分の合計上限は10万円(税込)となります。
※一部対象外となる店舗がございます。
※予告なく終了する可能性がありますので、予めご了承ください。
※通常査定額は、本キャンペーンの適用有無にかかわらず、品目、状態、付属品、当日の市場相場その他の当社統一査定基準に基づいて算定します。








金・インゴット買取
プラチナ買取
金のインゴット買取
24K(24金)買取
18金(18K)買取
バッグ・ブランド品買取
時計買取
宝石・ジュエリー買取
ダイヤモンド買取
真珠・パール買取
サファイア買取
エメラルド買取
ルビー買取
喜平買取
メイプルリーフ金貨買取
金貨・銀貨買取
大判・小判買取
ロレックス買取
パテックフィリップ買取
オーデマピゲ買取
ヴァシュロン コンスタンタン買取
オメガ買取
ブレゲ買取
エルメス買取
ルイ・ヴィトン買取
シャネル買取
セリーヌ買取
カルティエ買取
ヴァンクリーフ&アーペル買取
ティファニー買取
ハリー・ウィンストン買取
ブルガリ買取
グッチ買取




ご相談・お申込みはこちら










