万年筆のペン先が金製なら売れるの?気になる買取相場と高く売るコツとは

※下記の画像は全てイメージです
「引き出しにしまったままの万年筆、ペン先が金製なら売れるのだろうか?」と気になっている方もいるのではないでしょうか。
万年筆のペン先に14Kや18Kの金が使われていれば、インクが固まって書けない状態でも買取対象になります。金相場が高水準で推移している現在、ペン先に含まれる金の素材価値だけでも数千円、ブランドやモデルの希少性が加われば数万円以上の査定額がつくこともあります(※2026年3月時点の情報です)。
本記事では、金ペン先の見分け方、買取相場の目安、査定額を上げるコツ、業者選びの注意点を順番に解説します。「少しでも高く売りたい」という方は、ぜひ最後までお読みください。

Contents
- 金ペン先付き万年筆は買取対象になる?
- ペン先に含まれる金の量と相場
- 万年筆のペン先が金かどうかの見分け方
- 高価買取が期待できる万年筆の特徴と人気ブランド
- 万年筆を高く売るためのポイント
- 万年筆を売るときの注意点
- 壊れた万年筆・インクが出ない万年筆でも買い取ってもらえるのか
- 万年筆の買取業者の選び方
- 万年筆の金ペン先と買取に関するよくある質問
- Q. 万年筆のペン先が金メッキかどうかを自宅で簡単に判別する方法はありますか?
- Q. 祖父や親から譲り受けた古い万年筆でも買取の対象になりますか?
- Q. ペン先が14Kと18Kでは買取価格にどのくらいの差が出ますか?
- Q. 金ペン先のない万年筆(ステンレスニブ)でも買い取ってもらえますか?
- Q. 万年筆に名前の刻印(名入れ)が入っている場合、買取を断られることはありますか?
- Q. 万年筆のインクを抜かずにそのまま査定に出しても問題ありませんか?
- Q. 万年筆のペン先に「21K」と刻印されていますが、珍しいものですか?
- Q. 遺品整理で大量の万年筆が見つかった場合、まとめて売ったほうがお得ですか?
- Q. 万年筆の買取でトラブルを避けるために気をつけるべき点は何ですか?
- Q. ペン先が曲がってしまった万年筆でも買い取ってもらえますか?
- Q. 金相場が上がっている時期に売ったほうがやはりお得ですか?
- Q. 万年筆のキャップだけ紛失してしまった場合、査定額にどの程度影響しますか?
- Q. ペン先の刻印が摩耗して読めない場合、金かどうかをどう証明すればよいですか?
- Q. 万年筆を郵送で査定に出す場合、梱包で気をつけるべきことはありますか?
- Q. 万年筆の「蒔絵(まきえ)」モデルはなぜ高額査定になりやすいのですか?
- Q. ペン先だけが金で軸はプラスチックという万年筆でも高く売れますか?
- Q. 海外で購入した万年筆を日本国内で売ることはできますか?
- Q. 万年筆の買取で確定申告が必要になるケースはありますか?
- Q. ボールペンやシャープペンシルのペン先にも金が使われていることはありますか?
- Q. 万年筆を買い取ってもらう際に未成年でも手続きはできますか?
- まとめ
- 「おたからや」での「万年筆」の参考買取価格
- 万年筆の買取なら「おたからや」
金ペン先付き万年筆は買取対象になる?

14Kや18Kの金製ペン先を持つ万年筆は、インクが固着して書けない状態でも買取対象です。筆記具として使えなくなっていても、ペン先に含まれる金の地金価値が評価されるためです。
買取店ではペン先の金含有量をもとに地金としての価値を算出でき、ブランドやモデル名がわかればコレクター需要分の上乗せも見込めます。
査定を依頼する際は、金の素材価値だけでなくブランドの付加価値もあわせて評価してくれる買取店を選ぶのがポイントです。
参考:パイロット
金ペン先の万年筆をお持ちなら、まずは「おたからや」で査定額を確認してみましょう。
ペン先に含まれる金の量と相場

万年筆のペン先(ニブ)に含まれる金の重量・純度・概算の素材価値を下表にまとめました。
| 項目 | 14K(14金) | 18K(18金) | 21K(21金) |
| 金の含有率 | 58.5% | 75% | 87.5% |
| ペン先の一般的な重量 | 約0.2g~0.5g | 約0.2g~0.5g | 約0.2g~0.5g |
| 含有純金量(0.4gの場合) | 約0.23g | 約0.30g | 約0.35g |
| 素材価値の目安 | 約4,500~8,000円 | 約6,000~10,500円 | 約7,000~12,000円 |
※2026年3月時点の情報です
21Kのペン先はセーラー万年筆の一部上位モデルにのみ採用されており、流通量が少ないためコレクターからの人気も高いのが特徴です。
モンブランやパイロットの上位モデルにはブランド価値が加算されるため、素材価格を大幅に超える査定額がつくケースも見られます。売却を検討する際は、当日の金相場と手持ちのモデルの中古取引実績をそれぞれ調べておくと、提示された査定額が妥当かどうか判断しやすくなります。
参考:プラチナ万年筆
14金と18金の違いについて詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
- 関連記事はこちら
・14金と18金はどう違う?色味・特徴・価値をわかりやすく紹介
万年筆のペン先が金かどうかの見分け方

万年筆のペン先が金製かどうかは、刻印やブランド表記を確認することで判別できます。金メッキ製のペン先と金無垢のペン先を取り違えないために、確認すべきポイントを解説します。
ペン先の刻印を確認する
ペン先に刻まれている文字や数字が、金製かどうかを判断する最も確実な手がかりです。金製のペン先には「14K」「18K」といったカラット表記、または「585」(14金を意味する純度表記)「750」(18金を意味する純度表記)といった数字が刻まれています。
「18K」も「750」も同じ18金(純度75%)を表しているため、どちらかの刻印があれば金製ペン先と判断可能です。
「22KGP」や「18KGP」と刻印されている場合は「Karat Gold Plated」の略で、金メッキ処理されたペン先を意味します。金メッキのペン先は表面にごく薄い金の層があるだけで、素材としての買取価値はほとんど期待できません。
参考:造幣局
金の刻印の種類や読み方をさらに詳しく知りたい方はこちらの記事が参考になります。
- 関連記事はこちら
・【金の刻印の種類】純度やカラー別に紹介!日本と海外のホールマークも
ブランドや素材表示もチェックする
万年筆の本体やキャップに記載されたブランド名・素材表記も、ペン先の素材を判断する手がかりになります。
モンブランやパイロットの上位モデルは金ペン先を採用しているケースが多いため、ブランド名はペン先の素材を推測する手がかりになります。
また、軸に「STERLING SILVER」と表記されている場合は、ペン先がステンレス製であっても軸のスターリングシルバー(銀純度92.5%)に素材価値があるため、買取対象になることがあります。
素材の判別に迷う場合は、無理に分解せず買取店の鑑定士に見てもらうのが確実です。なお、ブランド名や素材表記は査定額に影響するため、査定前にひととおり確認しておくとよいでしょう。
参考:モンブラン
金メッキとの見分け方について詳しく解説した記事もあわせてご確認ください。
- 関連記事はこちら
・金とメッキの見分け方10選!刻印の確認から簡単な判別方法とは
高価買取が期待できる万年筆の特徴と人気ブランド

万年筆の買取価格は金の含有量だけでは決まりません。ブランドの人気やモデルの希少性が加わると、金の素材価値を大きく上回る査定額がつくケースもあります。高価買取が期待できる万年筆の代表的なブランドとモデルを、海外・国内に分けて紹介します。
海外の高級万年筆ブランド
海外ブランドの高級万年筆は中古市場での人気が高く、保存状態が良ければ素材価値を大きく超えるプレミア価格がつくこともあります。代表的なブランドと買取相場の目安は以下のとおりです。
| ブランド名 | 代表的なシリーズ | 買取相場の目安(状態良好品) |
| モンブラン(Montblanc) | マイスターシュテュック | 数万円~数十万円 |
| パーカー(Parker) | デュオフォールド | 数千円~数万円 |
| ペリカン(Pelikan) | スーベレーン | 数千円~数万円 |
| ウォーターマン(Waterman) | エキスパート、カレン | 数千円~数万円 |
| シェーファー(Sheaffer) | レガシー | 数千円~数万円 |
| S.T.デュポン(S.T. Dupont) | ラインD | 数千円~数万円 |
※2026年3月時点の情報です
※上記はあくまで目安であり、限定モデルやヴィンテージ品は相場を大きく上回ることがあります。
モンブラン「マイスターシュテュック」シリーズは中古相場が安定しており、付属品が揃った完品であればさらに高値が見込めます。査定前にはインク汚れの拭き取りなど軽いクリーニングを行うと、見た目の印象が良くなり査定額の上乗せにつながりやすくなります。
モンブランの万年筆をお持ちの方は、「おたからや」の買取実績をチェックしてみてください。
モンブラン (MONTBLANC)万年筆の買取情報をチェックする
国内の高級万年筆ブランド
国産万年筆は海外コレクターからの評価も高く、限定品や金ペン先モデルは数万~十万円超(※2026年3月時点の情報です)の取引実績があります。蒔絵を施したパイロット「Namiki」シリーズや21金ペン先採用モデルは、高額査定がつきやすい代表格です。
- パイロット(Pilot)
- セーラー万年筆(Sailor)
- プラチナ万年筆(Platinum)
付属品が揃った未使用品であれば定価以上の査定も期待でき、保存状態と限定生産かどうかが価格を大きく左右する重要な要素です。国産万年筆であっても、モデルや状態次第では海外ブランドに匹敵する高値がつくことがあります。
パイロットの万年筆をお持ちの方は、「おたからや」の買取実績もご確認ください。
万年筆を高く売るためのポイント

万年筆の査定額は、売る前の準備しだいで変わります。万年筆の査定額を引き上げるための具体的なコツを4つ解説します。
購入時の付属品を揃えて持ち込む
購入時についてきた外箱・ケース・保証書・取扱説明書などの付属品は、査定時に忘れず一緒に持ち込んでください。付属品が揃っていると保存状態の良さや真贋の裏付けになり、査定額が上がりやすくなります。
限定モデルでは、製造時の証明書やシリアルナンバー入りカードの有無が査定額を大きく左右します。
参考:モンブラン
事前に万年筆を丁寧にクリーニングする
査定前に万年筆の軸やペン先の汚れをできる範囲で拭き取っておくと、第一印象が良くなります。長く使い続けた万年筆はペン先やキャップ内部にインク汚れが固着していることが多いため、柔らかい布や綿棒で丁寧に拭き取ってください。
ホコリやインクのにじみも見逃さずきれいにしておくと、より好印象につながります。
研磨剤入りの金属磨きはメッキや刻印を削ってしまう恐れがあるため、使わないでください。クリーニングは軽い拭き取りやぬるま湯での水洗い程度にとどめ、分解清掃は故障の原因になるため避けてください。
参考:モンブラン
売却のタイミングを逃さない
万年筆の買取価格は、売却するタイミングによっても変わります。新品購入から時間が経つほど中古市場での評価は下がりやすいため、「売ろうかな」と思ったら早めに査定を受けるのがおすすめです。
一般的な量産モデルほど発売からの経過年数が査定額に影響しやすく、早めの売却が有利に働きます。一方で、限定品や廃盤モデルは時間の経過とともに希少性が増し、値上がりするケースもあります。
金相場や中古万年筆の市場動向をチェックしながら、「今が売り時かどうか」を見極めてみてください。判断がつかない場合は、「おたからや」の無料査定を利用して現在の評価額を確認してみるのも有効な手段です。
金の売り時を見極めるポイントについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
- 関連記事はこちら
・金の売り時はいつ?相場・円安・世界情勢から読み解くベストタイミングをご紹介
日頃から丁寧に保管・メンテナンスする
日常的に使っている万年筆でも、保管やメンテナンスの方法によって将来の買取価格に差が出ます。インクを入れたまま長期間放置するとペン先の固着や腐食につながるため、使わない期間が続くときはインクを抜いて水洗いしてください。
キャップをしっかり閉めてペン先の乾燥を防ぎ、直射日光や高温多湿を避けた場所で保管するのが基本的なケア方法です。万年筆本体に名前やイニシャルの刻印(名入れ)が入っていると、残念ながら査定額は下がる傾向にあります。
名入れが入った万年筆は中古市場で敬遠されやすいため、将来的に売却を考えるなら名入れなしで持つほうが有利です。日頃から丁寧に扱い、付属品も捨てずに保管しておくことが、将来売却する際の査定額を守る基本です。
参考:セーラー万年筆
- おたからや査定員のコメント
万年筆の査定は「完品状態」と「見た目の印象」が大切です。箱・保証書・限定証明書を揃えて持ち込むだけで評価が数段跳ね上がり、インク固着を防ぐ軽い洗浄と乾拭きで見栄えを整えれば、買取店は即戦力在庫として高めに値付けしやすくなります。量産モデルは発売後の時間経過がマイナスに働くため迷ったら早期査定、反対に限定品や蒔絵モデルは希少性が増すケースもあるため相場確認を欠かさないのが重要です。名入れ刻印は再販性を下げる減額要因となるため、将来の売却を視野に入れるなら控えるのが良いでしょう。

万年筆を売るときの注意点

万年筆の査定額はペン先の金素材だけでなく、ブランド価値・保存状態・売却時の手続きの正確さによって変わります。
ここでは、適正な査定額を引き出すために押さえておきたい3つの注意点を解説します。
本体ごと査定に出す
万年筆はペン先だけを取り外して金として売るよりも、本体ごと査定に出したほうが高い金額になりやすいです。ペン先(ニブ)の地金評価に加えて、ブランド名・製造年・付属品といった完成品としての付加価値が査定に反映されるためです。
ペン先を外す際にペン芯(フィーダー)を傷つけると減額や買取不可になる恐れがあるため、インクが固着していてもそのまま査定に持ち込んでください。
ブランド名や限定モデルであることを査定時に伝えると、コレクター需要分の上乗せ評価を受けやすくなります。
参考:パイロット
万年筆を丸ごと査定に出したい方は、「おたからや」の買取ページをご確認ください。
貴金属を売却する際には本人確認が必要
金ペン先の万年筆を売却する際は、古物営業法に基づく本人確認が必要です。運転免許証・マイナンバーカード・パスポートなどの写真付き身分証を持参しなければ手続きを進められないため、忘れずに用意してください。
刻印が読めないペン先は蛍光X線分析装置で純度を測定してもらえますが、測定結果が不明確な場合は減額や買取不可になることがあります。トラブルを防ぐために、ペン先の刻印や保証書を事前にチェックし、金の純度を示す資料があれば一緒に提出してください。
18歳未満の方が売却する場合は、各自治体の青少年保護育成条例により保護者の同意書や同伴が必要です。来店前に買取店のWebサイトで必要書類を確認しておくと安心です。
参考:e-Gov法令検索
金の売却時に必要な本人確認書類や手続きの詳細はこちらの記事で確認できます。
- 関連記事はこちら
・金の売却時に本人確認が必須な理由とは?必要書類や注意点を解説
壊れた万年筆・インクが出ない万年筆でも買い取ってもらえるのか

インクが固着して書けない万年筆や、キャップが割れている万年筆でも、ペン先が14K・18Kなどの金製であれば買取対象になる可能性があります。買取店が評価するのは「筆記具として使えるかどうか」だけではなく、ペン先の金素材そのものが持つ地金価値だからです。
金は酸化・腐食しにくい安定した貴金属であるため、何十年も前に製造された万年筆のペン先でも金としての品質は変わりません。ただし、金の買取価格は相場によって日々変動するため、売却のタイミングによって査定額は異なります。
また、ペン先が欠けている場合や刻印が完全に潰れて純度を判定できない場合は、減額や買取不可になるケースもあります。壊れた万年筆を売る際は、ペン先の刻印(14K・18K・585・750など)が読み取れるかどうかを事前に確認しておくと安心です。
万年筆の買取業者の選び方

万年筆を適正な価格で売るには、買取店選びが重要です。確認すべきポイントは大きく分けて3つあります。買取実績が豊富か、鑑定士に貴金属や筆記具の知識があるか、買取方法(店頭・宅配・出張)が自分に合っているか、の3点です。
加えて、手数料・入金までの日数・キャンセル時の対応といった取引条件も確認しておくと安心です。以下でそれぞれ解説します。
筆記具専門店の実績を確認する
万年筆の価値はブランド・製造年代・限定生産かどうかによって大きく変わるため、筆記具の取り扱いに慣れた鑑定士がいる店舗を選ぶのが得策です。一般的なリユース店よりも、万年筆の市場動向を把握している店舗のほうが希少性を正しく評価できます。
Webサイトや店頭で公開されている買取実績を見て、自分が持っているブランドやグレードの万年筆がどの程度で取引されているかを確認しておくと、提示額の妥当性を判断する目安になります。
参考:クロス
鑑定士の貴金属知識を確認する
金ペン先の万年筆を高額で売るには、金相場と万年筆市場の両方に詳しい鑑定士の査定が欠かせません。鑑定士が貴金属鑑定の資格を持っているかどうか、金製品の取り扱い実績が豊富かどうかを事前に確認しておくと安心です。
蛍光X線分析装置を備えた店舗なら、刻印が薄くなった古いペン先でも正確に純度を測定し、計算根拠をその場で示してくれます。専門性の高い鑑定士がいる店舗であれば、査定額の根拠を明確に説明してもらえるため、納得して売却しやすくなります。
参考:プラチナ万年筆
店頭・出張から最適な方法を選ぶ
「おたからや」では、店頭買取・出張買取の2つの買取方法をご用意しております。時間に余裕がある方は、全国約1,900店舗以上のいずれかへ直接お持ち込みいただければ、その場で現金化が可能です。鑑定士が査定根拠を直接ご説明いたします。
高額な万年筆をまとめて売りたい場合や持ち運びがご不安な場合は、鑑定士がご自宅を訪問する出張買取が便利です。出張費も無料ですので、生活スタイルに合った方法をお選びください。
万年筆の金ペン先と買取に関するよくある質問

万年筆の金ペン先や買取にまつわるよくある疑問をまとめました。売却前に気になるポイントを一つひとつ解消しておくことで、納得のいく取引につなげやすくなります。
Q. 万年筆のペン先が金メッキかどうかを自宅で簡単に判別する方法はありますか?
A.
ペン先の刻印を確認するのが最も確実な判別方法です。「14K」「18K」「585」「750」と刻まれていれば金無垢(きんむく)のペン先で、「KGP」(Karat Gold Plated)の文字があれば金メッキ製を意味します。刻印が小さくて読みづらい場合は、スマートフォンのカメラでマクロ撮影すると拡大して確認できます。
磁石を近づける方法もあり、金は磁石に反応しないため強く引き寄せられるペン先は金以外の素材である可能性が高いです。ただし磁石テストは補助的な手段に過ぎず、正確な判定にはプロの鑑定が必要になります。
Q. 祖父や親から譲り受けた古い万年筆でも買取の対象になりますか?
A.
数十年前に製造された万年筆でも、ペン先が金製であれば買取対象になります。金は経年劣化しにくい素材のため、古さが理由で地金価値が下がることはありません。むしろヴィンテージモデルや廃盤品はコレクター市場で高い需要があり、現行品より高額査定になるケースもあります。
メーカー名や製造年代が不明な場合でも、ペン先の刻印や軸のデザインから鑑定士がモデルを特定できることがあるため、情報が少なくてもまずは査定に出してみる価値はあります。
Q. ペン先が14Kと18Kでは買取価格にどのくらいの差が出ますか?
A.
18Kペン先は14Kペン先よりも金の含有率が高いため、地金価値だけで比較すると18Kのほうが約1.3倍高くなります。具体的には、14K(純度58.5%)のペン先が0.4gの場合、含有純金量は約0.23gです。
一方、18K(純度75%)の同じ重量であれば含有純金量は約0.30gになります。金買取相場(1gあたり約28,000~29,000円)で計算すると、ペン先1本あたり数百円~数千円程度の差額が生じます(※2026年3月時点の情報です)。ただし、万年筆としての総合的な査定ではブランドや状態のほうが価格差に大きく影響するため、純度だけで売却先を決めるのはおすすめしません。
Q. 金ペン先のない万年筆(ステンレスニブ)でも買い取ってもらえますか?
A.
ステンレス製ペン先の万年筆でも、ブランドやモデルに中古需要があれば買取対象になります。モンブランやペリカンの人気シリーズであれば、ペン先がステンレスでも数千円~数万円(※2026年3月時点の情報です)の査定額がつくことがあります。
ただし、ノーブランドや量産型の低価格モデルでステンレスニブの場合、買取価格がつかないこともあります。金ペン先がなくても、軸の素材がスターリングシルバーやセルロイドであれば本体部分に素材価値がつく場合もあるため、自己判断で処分せず査定を受けてみるのが得策です。
Q. 万年筆に名前の刻印(名入れ)が入っている場合、買取を断られることはありますか?
A.
名入れがあっても買取を断られるケースは少ないものの、査定額は下がる傾向にあります。名入れ入りの万年筆は中古市場で再販しづらくなるため、買取店としては在庫リスクを考慮して減額せざるを得ません。減額幅はモデルや刻印の位置によって異なり、キャップやクリップへの小さな刻印であれば影響が軽微な場合もあります。
一方で、軸の目立つ位置にフルネームが深く彫られている場合は大幅な減額になることがあります。名入れ万年筆を売る際は、事前に刻印の位置と深さを伝えたうえで査定を依頼すると、やりとりがスムーズに進みます。
Q. 万年筆のインクを抜かずにそのまま査定に出しても問題ありませんか?
A.
インクが入った状態で査定に出しても受け付けてもらえますが、可能であれば事前にインクを抜いて水洗いしておくほうが好印象です。インクが残ったままだとペン先やペン芯の状態を正確に確認しづらく、査定に時間がかかることがあります。水洗いの手順は以下のとおりです。
- コンバーターやカートリッジを外す
- ぬるま湯にペン先部分を浸し、数回水を吸い上げて排出する
- インクの色が出なくなったら柔らかい布で水分を拭き取る
- 自然乾燥させてから査定に持ち込む
力を入れてペン先を引き抜いたり、分解したりする必要はありません。あくまで軽い洗浄にとどめることが大切です。
Q. 万年筆のペン先に「21K」と刻印されていますが、珍しいものですか?
A.
21K(21金)のペン先は流通量が少なく、希少性の高い素材です。21Kペン先を製造しているのは世界でセーラー万年筆だけで、同社の一部上位モデルにのみ採用されています。18Kよりもしなやかな書き味が特徴で、コレクターからの評価も高い金種です。
21Kの金含有率は87.5%と18K(75%)を大きく上回るため、地金価値だけでも18Kペン先より高額になります。保存状態が良ければブランド価値と合わせて高額査定を期待できます。
Q. 遺品整理で大量の万年筆が見つかった場合、まとめて売ったほうがお得ですか?
A.
万年筆を複数本まとめて査定に出すと、1本ずつ持ち込むよりも査定額が上乗せされることがあります。買取店にとっては一度の取引で複数本を仕入れられるメリットがあるため、まとめ売りに対して総額を引き上げる対応をする場合があるためです。
ただし、1本ごとの価値が高いモデル(限定品や蒔絵万年筆など)は、個別に査定してもらったほうが正確な価格が出やすくなります。まずは全体の本数とブランドの内訳を伝えて相談するのがおすすめです。
Q. 万年筆の買取でトラブルを避けるために気をつけるべき点は何ですか?
A.
万年筆の買取で多いトラブルは、「査定後にキャンセルしたら返送料を請求された」「口頭の査定額と振込額が違った」というケースです。こうしたトラブルを防ぐために、以下の点を査定依頼前に確認してください。
- 査定料・キャンセル料・返送料が無料かどうか
- 査定額の内訳(金の地金評価とブランド評価の内訳)を書面で提示してもらえるか
- 買取成立後の入金日と入金方法
口約束ではなく、査定額や条件を書面やメールで残すようにすると、あとから「言った・言わない」の食い違いを防げます。なお、「おたからや」では古物営業法に基づく本人確認を徹底しておりますので、安心してご利用いただけます。
Q. ペン先が曲がってしまった万年筆でも買い取ってもらえますか?
A.
ペン先が曲がった万年筆でも、金製であれば買取対象になる可能性があります。金のペン先は地金としての価値があるため、筆記具として使用できない状態でも素材評価で値段がつきます。
ただし、ペン先の曲がりが激しく修復不能と判断された場合は、ブランド価値やコレクター価値の上乗せが難しくなり、地金価格のみの評価になることがあります。曲がったペン先を自力で修正しようとするとさらに損傷が進むリスクがあるため、手を加えずそのまま査定に出すことをおすすめします。
Q. 金相場が上がっている時期に売ったほうがやはりお得ですか?
A.
金相場が高いタイミングで売却すれば、ペン先の地金評価が上がるため手取り額は増えます。ただし、万年筆の買取価格は金相場だけで決まるわけではなく、ブランドの人気動向や中古市場での需給バランスにも左右されます。
金相場を気にしすぎて売却を先延ばしにしている間に万年筆の状態が劣化し、総合的な査定額がかえって下がることもあります。「売ろう」と思ったタイミングで早めに査定を受けるのが合理的です。
Q. 万年筆のキャップだけ紛失してしまった場合、査定額にどの程度影響しますか?
A.
キャップがない万年筆は、完品に比べて査定額が下がる傾向にあります。キャップは万年筆のデザインを構成する大切なパーツであり、キャップがないと中古品としての商品価値が大幅に落ちるためです。減額幅はモデルによって異なりますが、一般的には完品時の査定額から20%~50%程度マイナスになるケースが見られます。
ただし、ペン先が金製であれば地金評価分は確保されるため、キャップを紛失したからといって買取不可になるわけではありません。紛失したキャップが見つかる可能性がある場合は、探してから査定に出したほうが有利です。
Q. ペン先の刻印が摩耗して読めない場合、金かどうかをどう証明すればよいですか?
A.
刻印が摩耗して読めない場合でも、蛍光X線分析装置を備えた買取店であれば金の純度を正確に測定できます。蛍光X線分析は、ペン先に特殊な光(X線)を当てて成分を非破壊で調べる方法で、表面を削ったり傷つけたりすることはありません。
測定結果が14Kや18Kの組成と一致すれば、刻印なしでも金として評価されます。すべての買取店が蛍光X線装置を持っているわけではないため、査定を依頼する前に「貴金属の成分分析ができるか」を電話やWebサイトで確認しておくと安心です。
Q. 万年筆を郵送で査定に出す場合、梱包で気をつけるべきことはありますか?
A.
万年筆を郵送で査定に出す際は、輸送中の衝撃からペン先と軸を守る梱包が欠かせません。以下の手順で梱包すると破損リスクを大幅に減らせます。
- インクを抜き、ペン先を水洗いして完全に乾かす
- 万年筆1本ずつをプチプチ(緩衝材)で2~3重に巻く
- 外箱がある場合は外箱に入れてからさらに緩衝材で包む
- 段ボール箱に入れ、隙間を新聞紙や緩衝材で埋めて中身が動かないようにする
ペン先は精密なパーツなので、他の万年筆や硬い物と直接触れないよう個別包装することが大切です。配送中の事故に備え、追跡番号つきの配送方法を選ぶと安心できます。
Q. 万年筆の「蒔絵(まきえ)」モデルはなぜ高額査定になりやすいのですか?
A.
蒔絵モデルが高額査定になりやすい理由は、漆芸職人が手作業で仕上げる一品物としての芸術的価値にあります。蒔絵とは漆の上に金粉や銀粉を蒔いて絵柄を描く日本の伝統工芸技法で、同じモデルでも職人の手仕事によって微妙に仕上がりが異なります。
パイロットの「Namiki」シリーズやプラチナ万年筆の蒔絵モデルは海外コレクターからの需要が高く、国内相場を超える価格で取引されることもあります。蒔絵の状態(漆の剥がれ・金粉の擦れなど)は査定額に大きく影響します。直射日光や乾燥を避けて保管することが、蒔絵の美しさを長く保つポイントです。
Q. ペン先だけが金で軸はプラスチックという万年筆でも高く売れますか?
A.
ペン先が金製であれば、軸がプラスチック(樹脂)製でも金の地金価値で値段がつきます。ただし、軸素材がプラスチックの万年筆はエントリーモデルに多く、ブランド価値の上乗せが少ないため高額査定にはなりにくい傾向です。
たとえばパイロットの「カスタム74」は樹脂軸に14Kのペン先を搭載しており、プラチナ万年筆の「#3776 センチュリー」も樹脂軸に14Kのペン先を搭載しています。
状態が良ければ数千円~1万円程度(※2026年3月時点の情報です)の買取価格がつくことがあります。軸がプラスチックでもペン先の金素材分は確実に評価されるため、処分を考えている万年筆があれば査定を受けてみてください。
Q. 海外で購入した万年筆を日本国内で売ることはできますか?
A.
海外で購入した万年筆でも、日本国内の買取店で売却できます。モンブランやペリカンなどの海外ブランドは世界共通のモデル展開をしているため、購入国を問わず国内の中古市場でも流通しているからです。査定の際は購入時のレシートや保証書(海外発行でも可)を添えると、真贋確認がスムーズに進みます。
注意点として、日本国内で正規販売されていない限定カラーや地域限定モデルは、国内市場での認知度が低いため評価が伸びにくいことがあります。
Q. 万年筆の買取で確定申告が必要になるケースはありますか?
A.
個人が生活用品として所有していた万年筆を売却した場合、原則として所得税の課税対象にはなりません。所得税法では「生活に通常必要な動産」の譲渡は非課税とされており、日常使いの万年筆はこの範囲に該当するためです。
ただし、1点あたりの売却額が30万円を超える貴金属・宝石類は「譲渡所得」として課税対象になる場合があります。高額な蒔絵万年筆や限定コレクションモデルを売却して30万円を超えた場合は、念のため税務署や税理士に相談しておくと安心です。複数本をまとめて売った場合は1本あたりの金額で判定されるため、合計額が30万円を超えても個別の売却額が30万円以下であれば原則非課税になります。
Q. ボールペンやシャープペンシルのペン先にも金が使われていることはありますか?
A.
ボールペンやシャープペンシルのペン先(筆記チップ部分)には、通常は金が使われていません。ボールペンのチップにはタングステンカーバイドやステンレスが使用されるのが一般的で、シャープペンシルの先端パイプも真鍮やステンレス製がほとんどです。
ただし、軸やクリップに金素材が使われている高級ボールペン・シャープペンシルは存在します。モンブランやカルティエなどの高級ブランドが展開するゴールド軸モデルは、万年筆と同様にブランド価値と素材価値の両面で評価されます。「金が使われているかも」と思ったら、軸やクリップの刻印を確認してみてください。
Q. 万年筆を買い取ってもらう際に未成年でも手続きはできますか?
A.
18歳未満の方が万年筆を買取店に売却する場合、各自治体の青少年保護育成条例により、保護者(法定代理人)の同意書の提出や同伴が求められます。
古物営業法自体には「同意書」の具体的な文言はありませんが、条例によって手続きの内容が定められているため、事前に店舗へ確認してください。
まとめ
金ペン先の万年筆は、ペン先に含まれる金の素材価値にブランドやモデルの希少性が加わることで、高額取引につながる可能性があります。査定前に付属品を揃え、軽いクリーニングを済ませておくだけでも評価は変わります。金の素材価格だけでなく、完成品としての価値を正しく評価できる店舗を選ぶことが大切です。
本人確認書類を用意し、自分に合った買取方法を選べば、安全に納得のいく条件で売却できます。金相場が高水準を維持している今は、使わなくなった万年筆を現金化する好機です。
「おたからや」では査定料は無料で、金額にご納得いただけなければお断りいただいても費用は一切かかりません。まずは、お気軽に無料査定で現在の評価額をご確認ください。
「おたからや」での「万年筆」の参考買取価格
「おたからや」での「万年筆」の参考買取価格をご紹介します。
| 画像 | 商品名 | 参考買取価格 |
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セーラー (SAILOR) 長原宣義 匠技シリーズ クロスポイント 万年筆 |
1,151,000円 |
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パイロット M1011-03 PILOT 大型万年筆 国光会 吉田久齋 蒔絵 ペン先14K REGISTERED PATENT OFFICE 50 |
681,000円 |
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セーラー (SAILOR) 長原宣義 匠技シリーズ 長刀研ぎ万年筆 |
641,000円 |
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モンブラン (MONTBLANC) 金無垢 K18 マイスターシュテュック万年筆 |
600,000円 |
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sailor セーラー アントニオ・ガウディ生誕150周年記念万年筆 プルマ・パラボリカ 田中裕也氏監修 |
422,000円 |
※こちらの金額は2026年3月時点のものとなります。状態や付属品の有無、時期によって買取価格が異なりますので詳細はお問い合わせください。
万年筆の査定額はブランド名・生産本数・蒔絵などの装飾技法・ペン先の金素材(18Kなど)・付属品の有無によって大きく変動します。
- おたからや査定員のコメント
金がペン先に使用されている万年筆は「貴金属としての地金価値」と「書き味や蒔絵など工芸的付加価値」が二層構造で評価されます。特に限定生産のパーカー デュオフォールドや蒔絵仕上げの国産モデルはコレクター需要が強く、ペン芯やキャップリングの摩耗が少ない完品なら素材価格を大きく上回る査定が期待できます。査定前にはインクを抜いて水洗いし、軸と金属パーツを柔らかなクロスで乾拭きしておくと印象が向上します。外箱・コンバーター・保証書が揃うと真贋確認がスムーズになり評価が伸びやすいため、付属品を一式そろえ早めに専門店へ持ち込むことが高価買取への近道です。

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万年筆の買取なら「おたからや」
「ペン先の金だけでなく、万年筆そのものの価値もきちんと見てほしい」とお考えの方は、ぜひ高価買取「おたからや」をご利用ください。
高価買取「おたからや」は全国約1,900店舗以上を展開し、世界51ヵ国との取引実績を活かした査定体制を整えています。
査定は、貴金属と筆記具の双方に詳しい鑑定士が担当いたします。ペン先の素材や刻印の確認はもちろん、ペン芯の状態や付属品の有無まで一つひとつチェックし、国内外の相場を踏まえた査定額をお伝えします。
インク汚れや軽いスレがあっても、外見だけで評価を下げることはありません。ブランドの人気やコレクター需要なども含めた総合的な判断で金額を算出するのが、「おたからや」の特長です。
全国の店舗で査定料は無料、ご承諾いただければその場で即日現金化が可能です。店頭買取・出張買取のほか、LINE査定やメール査定にも対応しておりますので、ご都合に合わせてお気軽にご利用ください。「査定だけ試してみたい」という方も歓迎しておりますので、お近くの高価買取「おたからや」までご相談ください。
※本記事は、おたからや広報部の認可を受けて公開しております。
おたからやの金買取
査定員の紹介
金買取専門 査定員
-
趣味
ショッピング
-
好きな言葉
有言実行
-
好きなブランド
ハリーウィンストン
-
過去の買取品例
おりん、インゴット
おたからやでは金の買取をする際に、今日の金の1gの買取相場を基に、デザイン性などをプラスで評価して高価買取を行っております。過去に1万点以上の査定をさせていただきましたが、とても多くのお客様に想像以上の金額になったと喜んでいただきました。また、おたからやでは、すべての店舗に比重計を完備しているため、金の含有量を正確に測定することができます。 金額はもちろんのこと、接客も最高のおもてなしができるように心がけております。私共はお品物だけではなくお客様一人ひとりの思いに寄り添い満足して帰っていただけるように丁寧な説明を致します。誠心誠意対応させていただきますので、是非おたからやのご利用をお待ちしております。
金を高く売るためのコツは、「金の価格が高いときに売ること」と「高値で買い取ってくれる専門店に売ること」です。金の価格は現在非常に高騰しているため、売却にはベストなタイミングといえます。
金の高価買取はおたからやにお任せください。
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